マクラーレンMCL-HYのテストに参加したランド・ノリス
2027年のF1開催カレンダーが9月16日に発表された。このカレンダーは、欧州の主要なスポーツカーの24時間レースと日程の重複がなく、ランド・ノリスやマックス・フェルスタッペンの耐久レース出場に向けては追い風となりそうだ。
現役F1ドライバーであるノリスは7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードですでにマクラーレンの新型LMDhカーである『MCL-HY』を走らせていたが、9月14日にはポルティマオで同車のテストにも参加してステアリングを握っている。
Sportcar365が得た情報によると、マクラーレンはWEC世界耐久選手権参戦初年度に向け、6つのシートのうちふたつを意図的に空けており、さまざまな選択肢を検討している。その中には、スケジュールさえ合えばノリスやインディカーのレジェンドであるスコット・ディクソンをル・マンに参戦させる可能性が含まれている。
そして2027年F1カレンダーの発表により、6月9〜13日に開催されるル・マンとの日程重複はないことが確認された。
サルト・サーキットで行われるル・マン24時間は過去2年間、F1の開催日程と重なっていたが、現役F1ドライバーが参戦した直近の2回はいずれも優勝を飾っている。2018年にはフェルナンド・アロンソがトヨタTS050ハイブリッドで、2015年にはニコ・ヒュルケンベルグがポルシェ919ハイブリッドで勝利している。
2027年はニュルブルクリンク24時間(5月27〜30日)やスパ・フランコルシャン24時間(6月24〜27日)の週末にもF1のイベントは予定されておらず、F1で4度のチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンがGT3レースに再び参戦する可能性も生まれている。
彼は今年、ウインワード・レーシングが運営するメルセデスAMG GT3エボを駆ってニュルブルクリンク24時間で活躍した。また、スパ24時間の主催者であるSROモータースポーツ・グループは以前、F1との日程重複を避ける必要があるならば、このベルギーの伝統的な耐久レースの日程を変更する用意があると述べていた。
ただし、2027年F1カレンダーには現在、開幕戦のバーレーンやサウジアラビアを含む中東での4レースが組み込まれており、同地域での紛争が続けば日程が変更される可能性も残されている。
[オートスポーツweb 2026年09月17日]