イモラでのピレリF1タイヤテストに参加したルイス・ハミルトン(フェラーリ) F1タイヤサプライヤーのピレリが、イタリア・イモラで2027年シーズン用プロトタイプタイヤのテストを実施、今回はフェラーリとレーシングブルズが担当した。フェラーリからはルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレールとリザーブドライバーのアントニオ・ジョビナッツィ、レーシングブルズからはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドがデータ収集を行った。
2027年F1で使用されるタイヤコンストラクションの選定プロセスを終えたピレリは現在、来年使用する5種類のスリックタイヤのコンパウンドを決定する最終段階に入っている。
テストは2日間にわたってドライコンディションの下で行われ、初日9月15日はフェラーリのみが走行、午前にハミルトン、午後にルクレールが、ソフト寄りのC3、C4、C5でプログラムに取り組んだ。ふたりとも各コンパウンドについて2種類の候補を使って5周のパフォーマンスランを実施した後、最適なソリューションを見極めるため、ロングランを繰り返した。
ハミルトンは合計64周314kmを走行し、ベストタイムは1分19秒485。ルクレールは63周309kmをカバーし、1分18秒832を記録した。
2日目最終日の16日には、レーシングブルズがテストに加わり、午前はローソン、午後はリンドブラッドが担当。フェラーリからはジョビナッツィが参加した。
ローソンはC3とC4コンパウンドで複数回のパフォーマンスランを実施、その後はC4に集中し、ロングランを行った。リンドブラッドもC3とC5で同様のプログラムに取り組んだ。ジョビナッツィはC3のみを使用し、予選シミュレーションとロングランの両方を実施した。
ローソンは65周319kmを走行し、ベストタイムは1分18秒471。リンドブラッドは73周358kmを走行し、1分18秒454を記録した。ジョビナッツィは135周663kmを走り込み、自己ベストは1分19秒894だった。2日間のテストでの走行距離は、合計400周1963kmにおよんだ。
イモラは2026年F1最終戦の開催地になるかもしれないと考えられている。中東情勢に関連する懸念から、今季カレンダー終盤のカタールGPとアブダビGPが中止される可能性が高く、その場合の代替地としてイモラが有力視されている。
次回のタイヤ開発テストは、10月中旬にフランスのマニ・クール・サーキットで、散水システムを使用し、雨天用タイヤの評価が行われる予定となっている。
[オートスポーツweb 2026年09月18日]