【インタビュー】土屋太鳳×佐久間大介、「気持ちは言葉に」「毎日“大好きだよ”」愛情表現は常に全力で

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2026年09月18日 18:31  cinemacafe.net

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土屋太鳳、佐久間大介/photo:Jumpei Yamada
2024年に公開された映画『マッチング』は、端的に言って衝撃作だった。土屋太鳳演じる主人公・唯島輪花は“アプリ婚連続殺人事件”に巻き込まれ、その身に危険が及ぶ事態に。そんな彼女の日常に入り込んでくる狂気のストーカー、永山吐夢の存在も、佐久間大介が演じる意外性も含めて鮮烈だった。物語の始まりから顛末まで、驚きとスリルに満ち満ちていたのが前作なのだが、続編となる『マッチング TRUE LOVE』では輪花と吐夢のその後が描かれることに。新たなる恐怖の世界に、土屋と佐久間が再び飛び込んでいく。

輪花と吐夢の関係
「何か同じものを感じている」
――今回の題材は、まさかの“マッチングツアー”ですね。

土屋:最初は私も「マッチングツアー!? なんで?」と思いました(笑)。

佐久間:作品のテイストと結びつかないよね。

土屋:しかも、ツアーで南の島に行きますから。

佐久間:キャストである僕たちも、たぶん観客の皆さんも全く想像できなかった世界が広がっていると思います。前作も衝撃の連続でしたけど、今回も「えっ、こんなことになるんだ!」という衝撃が何度となくやって来て…。

土屋:本当に、怒涛ですよね。

佐久間:「(衝撃が)まだ来る? まだ来る?」という感じです。

――前作のオチを知る者からすると、輪花と吐夢の“その先”を描くとは思ってもいませんでした。

土屋:そうですよね…。輪花に関しては、もはや吐夢をもうひとりの自分だと捉えているのかなと思います。それぞれ傷ついていて、人が信用できないけれど、お互いに対しては何か同じものを感じている。だからといって、簡単にくっつくわけではなくて。けれども隣にいれば安心するし、呼吸ができる。それが吐夢との関係なのかなと思っています。

佐久間:吐夢は前作からずっと輪花ちゃんのことが好きで、輪花ちゃんにキツく詰め寄られても吐夢は「かわいいな」と思っている。その軸は変わらないんですが、今回は危ない人がより多いじゃないですか(笑)。だから、「輪花ちゃん、かわいいな」と思いつつも、輪花ちゃんにちょっとでも近づこうとする奴には「許さない」となる。付き合い出して距離が縮まった喜びもあるので、守りたい意識が強いんですよね。

――愛がますます重いですね。

佐久間:好きなものに全力なのはいいことです! ちょっとかわいいですしね。「え〜、輪花さんと一緒にいたかったのにな…」なんて顔をしているときなんかはかわいいです(笑)。

土屋:守る意識が強いからか、今回はヒーロー感もありますよね。でも、それって佐久間さんが演じているからこそだなって。佐久間さん自身の人に対する姿勢が吐夢にも反映されていて、「ヒーローだな」と思いながら撮影していました。



お互いをリスペクトできる状態で挑んだ撮影
――マッチングツアーの場にちょっと遅れて登場する展開もずるいです。

佐久間:確かに(笑)。

土屋:実際のクランクインも他のキャストの方より遅かったんですよね。

佐久間:そうそう。

土屋:しかも、クランクインなさった日に、スタッフさんとキャスト全員にホテルのコース料理を差し入れしてくださったんです。もう、メインのお肉料理からデザートまで! みんなで美味しくいただいている最中に颯爽と現れ、「佐久間大介〜!!」って感じでした。

佐久間:いやいやいや(笑)。そもそも太鳳さんがロケ先にあるお店の料理を現場に差し入れたりしていて。「俺も何かしたい!」と思ったんです。

土屋:でも、コース料理ですよ! 最高すぎる(笑)。

――それぞれ現場の中心にいる者としての気配りがあったようですね。

佐久間:マッチングツアーのシーンは、久米島でのロケが中心だったんです。だから、みんなで美味しいものを食べて頑張りたいなって。ただ、僕が久米島に着いたときはもう、太鳳さんを中心に現場が盛り上がっていましたけど(笑)。だから、「え〜、いいなあ。俺も入りたい〜」という気持ちで。芝居のときは集中し、カメラが回っていないときは場を盛り上げてくれるのが太鳳さん。素敵な座長だなと思っていました。

土屋:でも、それは前作で学んだ結果なんです。前作のときは(役の状況が)キツすぎて、切り替えができなくて。今回そうなってしまうと、キャストも多いし大変なことになるじゃないですか。久米島での撮影に関しては、疑い合うシーンしかないし(笑)。

佐久間:いや、ほんとに(笑)。

土屋:なので、撮影前にお互いをリスペクトできる状態を作るのが大事かなと思っていました。その上で意見を交換し合い、難しいシーンたちを完成させていく。本当に険悪な空気を作るのも撮影方法のひとつでしょうけど、私はそういうのが苦手なので。だからこそ、佐久間さんが現場に現れたときの安心感も大きかったです。グループでの居方を知っているし、いろんな感情を経験されてきた方だから、私が必死な姿を馬鹿にしない。自分はどう力になれるかを考えてくださって、すごく助かりました。

佐久間:かっこいいんですよ、太鳳さんは。「俺も頑張ろう!」と思えたし、憧れの存在ですね。



「大好き」は全力で相手に伝える
――今回の物語では、“真実の愛の証明”が鍵を握ります。ご自身は普段、愛をどう証明していますか?

佐久間:僕は全力で「好きだ!」って言います。うちの猫ちゃんにも、姪っ子とか家族にも、メンバーにも。姪っ子ちゃん、かわいいんですよ。僕にめちゃくちゃ照れるんですけど。遊んであげたり、服を買ってあげたり、甘やかしまくっています。

土屋:伯父だなぁ。

佐久間:猫ちゃんにも毎日、「大好きだよ」って。そうすると逃げて行くんですけど、向こうから来るときは頭をめちゃくちゃこすりつけてきたりして。お互いに全力で愛情表現していますね。

土屋:こっちから行くと逃げるんだね。

佐久間:そうなの。「なんで?」って感じだよね。

土屋:私もわりと似ていまして、全力で愛情表現するタイプです。誰に対しても、「大好きだよ」と伝えるようにしていますね。母がわりとスキンシップを取ってくれる人なので、その影響が大きいのかも。やっぱり、気持ちは言葉にしないと。あうんの呼吸とか、言わないで分かる愛なんてないです!

佐久間:ちゃんと言った方がいいよね。

土屋:でも、プレゼントは佐久間さんほどしないかな。

佐久間:いや、してるでしょ! 手作りのものとか、手書きのお手紙とか。

土屋:あ、そういうのは好きです。

佐久間:現場でも、共演者全員に手書きのお手紙とお菓子をくれたりして。本当に、尊敬すべき素敵な座長でした!



(text:Hikaru Watanabe/photo:Jumpei Yamada)

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