2026年F1第14戦スペインGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン) マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チームのチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、オスカー・ピアストリについて、現在は「考えながら走っている」状態だと明かした。
マクラーレンのランド・ノリスがアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)の初のF1タイトル獲得を阻む唯一の真の脅威として台頭する一方、ノリスのチームメイトであるピアストリがスピードを欠いている状況は、このスポーツに関わるすべての人々にとって極めて不可解な事態だ。ピアストリの才能に疑いの余地はなく、そのことはキャリアの初期から昨年のアゼルバイジャンGPに至るまでの彼の活躍が証明している。しかし、特に今シーズンが始まってからは、安定して速さを発揮することに苦戦している。
ピアストリがマドリードで開催されたF1第14戦スペインGPでも目立った活躍がなく終わった後、チーム代表のステラは、ピアストリがもう一度速く走ることについて「考えることやめる」必要があるという、驚くべき見解を示した。マドリングでのピアストリのレースについて、ステラは次のように説明した。
「マシンの損傷だけでなく、スタートでさらに順位を落としたこともあって、彼のレースは間違いなく厳しいものになった。ダメージがなかったとしても、あの状況でこれ以上の結果を出すのは難しいレースだっただろう」
「オスカーに関しては、予選の順位を上げて、スタート直後から表彰台に近い位置を走る必要がある」
「モンツァでは予選を3番手で終えたが、他車を妨害したとして6番手スタートを余儀なくされた。これもまた、我々がより適切にコントロールしなければならないことのひとつだ」
さらにステラは、「我々はよりうまく物事を遂行する必要がある」と認めた。
「それと同時に、オスカーとMCL40の連携をさらに深める必要がある。なぜなら、今のオスカーは考えながら走っているからだ」
「考えながら走ると(動作が)遅くなる。どうすべきかを判断する段階でドライバーとしての動きが遅くなり、結果としてラップタイムも遅くなる」
「何を改善すべきかという課題は明確だ。いつも言っているように、この課題を克服し、シーズン後半には力強いオスカーの姿が見られることを期待している」
スペインGPを終え、やや意気消沈した様子のピアストリ本人は、「今週末は、マシンのポテンシャルを引き出すことは可能だけれど、それを実現するのは非常に難しいということが証明された」と振り返った。また過去に優勝経験のあるアゼルバイジャンGPに向けては、「パフォーマンスをもっと容易に引き出せるような方法を見つけたい」と語った。
「マシンのペースが非常に高いレベルにあるのは明らかだが、ライバルチームと比べると苦戦しているように感じる。特に今年は、そのポテンシャルを実際に引き出すことにかなり苦労している」
「比較的高い競争力を発揮できるはずだと期待している。どうなるか見てみよう」
[オートスポーツweb 2026年09月19日]