小椋藍(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)/2026MotoGP第15戦オーストリアGP 9月19日、2026年MotoGP第15戦オーストリアGP MotoGPクラスの2日目のセッションがレッドブル・リンクで行われ、小椋藍(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)は予選で5番手を獲得。続くスプリントを4位でフィニッシュし、今季11度目の入賞を果たした。
3戦ぶりに迎えたレースウイークの初日に3番手を獲得し、復帰戦にして予選Q2ダイレクト進出を決めた小椋。曇り空のダンプコンディションで開始されたフリー走行2回目では14番手と下位に沈んだものの、路面状況が改善した予選では5番手を獲得。周回を重ねるごとにベストタイムを更新し、初日に続く好調ぶりを見せていた。
上空の雲は時間の経過とともに少しずつ減少し、14周のスプリントは青空の下で開始された。およそ1か月ぶりにレースに臨んだ小椋はスタートでひとつ順位を落したが、トップ争いを展開するホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が失速した隙をついて5番手にポジションを戻す。ターン3の立ち上がりではフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)に先行を許したが、ターン5ではイン側から順位を奪還し、5番手を維持したまま2周目に突入した。
3周目を迎えると序盤に順位を落したマルティンが背後に迫り、小椋は翌4周目のターン1で先行を許して6番手に後退。以降は先行するアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)とポジションを争うこととなった。5番手争いは11周目にようやく決着し、小椋はターン2でアレックス・マルケスを攻略。さらに、翌12周目にトップを快走していたペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が転倒を喫したことで4番手に浮上し、そのままレースをフィニッシュする。表彰台には一歩届かずとも、今季11度目のスプリント入賞を果たしてチャンピオンシップポイントを獲得し、ライダーズランキングの6位から5位にポジションを上げた。
スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍(予選:5番手、スプリント:4位)
「今日は良い一日でした。FP2では路面コンディションが少し心配でしたが、幸いなことにQ2では路面状況も改善し、プッシュできる状態でした。2列目からのスタートを決めることができたのは嬉しかったです。スプリントレースでは自分のやるべきことに集中してポジション争いを続け、最終的に4位でフィニッシュできました。予選もスプリントも良い内容だったと思います」
「手の調子についてはとても良いです。感覚を取り戻すのは簡単ではありませんでしたが、FP1を終えた時点ですでに問題のない状態でした。明日はまた違ったタイプのレースになり、タイヤや燃料など、あらゆる要素をうまくマネジメントしなければなりません。レース中に考えるべきことが多く、厳しい戦いになるでしょう。ベストを尽くしてどのような展開となるか様子を見ようと思います。普段どおりのレースができれば良いですね」
[オートスポーツweb 2026年09月20日]