2025年F1アブダビGP グリッド F1は、イギリスに拠点を置くすべての企業に義務付けられている手続きとして、ロンドンのカンパニーズ・ハウス(英国企業登記所)に2025年度の業績を提出した。その結果、総売上高が5億ユーロ(約900億7025万円)を超える記録的な数字を達成したことが明らかになった。革新的なスポンサーシップやパートナーシップ契約を通してF1が成長を続けるなか、収益も増加し続けており、総売上高は2024年度の業績から約10%増加した。
カンパニーズ・ハウスに提出された書類によると、F1の売上原価は2億4150万ユーロ(約435億393万円)であり、売上総利益は約2億6000万ユーロ(約468億3653万円)だった。ここに2億3200万ユーロ(約417億9259万円)の管理費を考慮すると、営業利益は前述した通りの2770万ユーロとなる。
当然ながら他のすべての企業と同様に、F1の会計担当者も、商業権保有者が今年支払わなければならない税額を合法的に抑える方法を見出した。これによって、課税対象の営業利益は2770万ユーロ(約49億8989万円)となり、2024年からわずかな増加となった。
提出された書類から明らかになった興味深い事実のひとつは、F1の本部がロンドンのセント・ジェームズ・マーケットにある豪華なオフィスから、ウェストミンスターの中心部へと移転することだ。以前のオフィスはF1が所有していたが、新しいオフィスは15年間の賃貸契約となっており、F1側には10年経過時点で契約を解除できる条項が設けられているということだ。
今回の結果はF1にとって明るい兆しだが、2026年末には状況がこのように順調ではなくなるだろうということは、誰もがすでに認識している。というのも、もしサウジアラビア、カタール、アブダビでの非常に収益性の高いグランプリが中止された場合は、収入が減ることになるからだ。しかしながら、F1が新たな市場へと拡大を続けるなかで最近発表された契約の数々が、これらの損失を抑える助けになるかもしれない。
[オートスポーツweb 2026年09月24日]