
歌手で女優の純名里沙が「コンサート2026 クリスマス・タイム・イン・グレース」を11月24日に東京(有楽町・アイマショウ)と12月24日に大阪(東京建物ブリリアホール箕面)で開く。元宝塚歌劇団花組トップ娘役で朝ドラヒロインという、唯一無二の経歴を持つ純名に歌への思いを聞いた。4回連載の1回目。
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3年前に自身でレーベルを立ち上げ、冬の名曲を6曲入れたミニアルバム「Winter Iris〜冬の虹〜」をリリースした。
「毎年、クリスマスの時期にコンサートをさせていただいています。本当はもっとのどに優しい、冬じゃない時期にやりたいのですが(笑い)。でも、クリスマスって街もすごくすてきな雰囲気ですし、1年の締めくくりですし。いつもは弦がメインですが、今回はピアノ、バイオリン、チェロに初めてパーカッションにも入っていただきます。いつもは静かな音楽が多いので、もう少しお客さまの体温を上げたいなと思って。曲も楽しくリズムに乗れるものも入れようと思っています。大好きな『月の庭』という曲は、ぜひ歌いたいと思っています」
4人の演奏者とステージに立つ。ピアノの柴田敏孝、バイオリンの吉田篤貴、チェロの飯島奏人、そしてパーカッションのKan。
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「柴田さんは、すごくナチュラルにピュアな音楽を弾いてくださる方。大きな器で色々とご相談に乗ってくださりありがたいです。パーカッションのKanさんとは、2回目ですが、彼のリズムはダイレクトに響いてくるのできっと会場を沸かせてくれると期待しています。バイオリンは、私はヒバリが鳴くような美しい音が好きなのですが、吉田さんの音色ががまさにそうですし、安心して任せられるんです。チェロの飯島さんは初めてなんですけど、音色をお聞きしてとっても楽しみですね。今回は出来ればちょっとストーリー仕立てにするか、演出を工夫したいと思っています。ミュージカル畑で育ってきた良さも出せたらいいなと」
11月に東京、そして12月には故郷の大阪で小、中、高と育った箕面。
「箕面のお客さんは、小学校から、中学校から、高校からの友達がいっぱい来てくれるんです。ちょっと同窓会みたいになりますけど、客席がもう本当にあたたかい。私が、みんなが集まるきっかけになっている感じもあって、すごくうれしいです。」
94年上期のNHK朝ドラ「ぴあの」に主演した。現役のタカラジェンヌの朝ドラヒロインは、現在も他にいない。同年8月に収録を終えると同時に、雪組から花組へ組替え。翌95年1月に宝塚の舞台に復帰して、同5月に花組娘役トップに就任した。
「入団3年目だった時に劇団からオーディションの話をいただきました。面白そうだと思い、ぜひ受けさせてくださいと。戻ると、1年間舞台を離れていた事もあり、すごいプレッシャーでした。大きな注目の中でのいきなりの組替えでしたので、一生懸命やっていたんですけど、本当に余裕がなかったですね。でも今は、あの頃の自分をよくやったと受け入れることができるようになりました。おかげで、ずいぶん気持ちも変わりました」。(続く)
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◆純名里沙(じゅんな・りさ)3月15日生まれ、大阪府豊中市出身。88年宝塚音楽学校入学。90年(平2)76期生の首席として音楽学校を卒業し、宝塚歌劇団入団。「ベルサイユのばら」で初舞台を踏み、フィナーレ冒頭で歌い上げるエトワールに抜てきされる。91年雪組配属。94年4〜10月、NHK連続テレビ小説「ぴあの」主演。同年花組に異動、95年花組娘役トップに。退団後の主な作品に舞台「レ・ミゼラブル」、フジテレビ「ラブジェネレーション」。香港映画「Midnight Fly」主演、歌唱した歌が第38回金馬奨受賞。08〜14年にNHK Eテレのアニメ「リトル・チャロ」シリーズで声優。23年(令5)にアルバム「Winter Iris〜冬の虹〜」。今年、岸谷五朗による新たな演劇プロジェクト旗揚げ公演「ジャコメッティーのように」に出演して一人二役に挑戦、好評を得た。2027年GREEN EXPO2027で上映されるミュージカル「Vibrant INOCHI」映像版に出演する。160センチ。血液型AB。
◆「純名里沙コンサート2026 クリスマス・タイム・イン・グレース」
東京公演:11月24日午後6時30分開演 有楽町アイマショー
大阪公演:12月24日午後6時30分開演 東京建物Brillia HALL箕面
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