HKSが田口勝彦と北川紗衣の強力布陣で全日本ラリーへ。2027年の本格参戦に向け今季最終戦に登場

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2026年09月25日 16:50  AUTOSPORT web

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HKS Rally Teamが全日本ラリー選手権のJN-3クラスに投入するHKS GR YARIS
 総合チューニングパーツメーカーのエッチ・ケー・エス(HKS)は9月25日、来季2027年より国内最高峰のラリーシリーズであるJRC全日本ラリー選手権に本格参戦すると発表した。

 ラリー競技は、グラベル(未舗装路)やターマック(舗装路)など刻々と路面状況が変化する過酷な環境下で行われるため、ドライバーからのフィードバックを受けて限られた時間内で車両の整備やセッティング変更を行うことが求められる。HKSはこれまでもダートトライアルなどで実績を重ねてきたが、オンロード技術とオフロードの経験を融合させる新たなフィールドとしてラリーを選択した。

 同社はこうした過酷な実戦環境を活用し、パーツの性能や耐久性の総合的な検証を行うという。競技を通じて得られた走行データや知見を市販商品開発へダイレクトに還元するとともに、社内の技術と経験を若い世代へ継承し、次世代を担う技術者の育成と対応力の強化につなげていく方針だ。

 競技に投入される車両は、トヨタGRヤリスをベースに開発された『HKS GR YARIS』。このマシンは4WD車両がしのぎを削るJN-3クラスにエントリーする予定だ。

 体制面では、ドライバーに全日本ダートトライアル選手権において3連覇を達成した実績を持ち、今年8月にタイで行われたAXCRアジアクロスカントリーラリーで総合優勝を果たした田口勝彦を起用する。また、コドライバーにはヘイキ・コバライネンと組みJRCで4度のクラスチャンピオン獲得実績を誇る北川紗衣を迎える。

 チーム運営に関しては、HKS商品開発部門の若手スタッフを中心とした、HKS Rally Teamが結成され、モータースポーツの現場で迅速な判断力や技術力を養う体制を構築するという。

 そんなHKS Rally Teamは、前述のとおり2027年からJRCへのフル参戦を予定しているが、来年の本格参戦に先立ち2026年11月に群馬県で開催される今季最終戦『MONTRE 2026(モントレー2026)』にスポット参戦し、実戦検証の第一歩を踏み出す予定だ。

■水口大輔 代表取締役社長のコメント「HKSは創業以来、モータースポーツを技術・商品開発の重要なフィールドとして活用してきました。近年は全日本ダートトライアル選手権D2クラスで3年連続シリーズチャンピオンを獲得しました」

「次の挑戦として、オンロードで培った技術とダートトライアルで得たオフロードの経験を生かせるラリーを選びました。2026年はJN-3クラスでスポット参戦し、実戦を通じて経験を積み、2027年からの本格参戦につなげます。社内のラリー経験者から若手へ技術と経験を継承し、次世代の技術者を育てる場にもしていきます」

「ラリーで培う技術と人材をHKSの商品開発へ還元し、より魅力ある商品づくりにつなげていきたいと考えています」

■全日本ラリー参戦体制チーム:HKS Rally Team参戦カテゴリー:JN-3クラス参戦車両:HKS GR YARISドライバー:田口勝彦コドライバー:北川紗衣参戦ラウンド:2026年・最終戦(スポット参戦)/2027年・フルシーズン参戦公式サイト:https://www.hks-power.co.jp/

[オートスポーツweb 2026年09月25日]

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