凱旋トヨタ、初日は8&13番手。FP1首位の平川「もう少しパフォーマンスを引き出したい」/WEC富士

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2026年09月25日 21:40  AUTOSPORT web

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8号車トヨタTR010ハイブリッド(トヨタ・レーシング)の平川亮 2026年WEC第6戦富士
 9月25日、静岡県小山町に位置する富士スピードウェイで、2026年WEC世界耐久選手権第6戦『富士6時間耐久レース』の幕が上がった。ホームコースである富士で通算10度目の勝利を挙げ、チャンピオンシップでのリードを広げることを目指すトヨタ・レーシングは、初日のフリープラクティス(FP)で順調な滑り出しを見せた。

 富士山の麓に位置する富士スピードウェイを舞台にドライコンディションで行われた金曜日のフリープラクティスは、午前と午後の2回に分けて各90分間にわたって実施された。

 17台が参戦するハイパーカークラスは、上位15台のタイム差が1秒以内という接戦に。そんななか、セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組の8号車トヨタTR010ハイブリッドは、平川がセッション序盤に記録した最速タイムによりFP1でトップに立った。8号車はFP2では8番手となり、このセッションでも平川がチーム最速タイムを記録している。

 一方、ドライバーズランキングでBMWのクルーと首位タイに並ぶマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース組の7号車TR010ハイブリッドは、デ・フリースがFP1で8番手タイムを記録。午後は可夢偉が自己ベストタイムを刻むも13番手で初日を終えている。

 約1.5kmにおよぶ長いメインストレートと高速、低速コーナーが混在する難コース攻略に向け、トヨタは今シーズンに向けて改良されたTR010ハイブリッドでトラブルなく走行を重ねた。当初は雨の予報もあった午後のFP2も最後までドライコンディションが保たれたため、チームはミディアムタイヤの分析やロングランでの車両バランス改善、セットアップ比較を進めた。

 26日(土)は降雨が予想されるため、午後の予選を前に9時30分から60分間にわたって実施されるFP3が最終調整の重要な機会となる。決勝のスターティンググリッドを決定する予選/ハイパーポールは、同日14時40分から行われる予定だ。

●小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)「日本のファンの皆さんの前でふたたびレースができることをうれしく思いますし、富士を走るのはいつも特別です。車両のセットアップについては、決勝に向けてまだ取り組むべき課題があります」

「今日はドライコンディションでしたが、明日は雨が予想されているため、その準備も進めなければなりません。どのようなコンディションになっても、全力で戦います」

●マイク・コンウェイ(7号車)「2回のセッションを通じて、車両のパフォーマンス向上に取り組んだ。まずまずの進歩はあったと思うが、ラップタイムを見ると各車の差は非常にわずかで、小さな改善が大きな違いを生むと思う」

「天候によって勢力図が変わる可能性もあるため、まずは明日のコンディションを見極めたい。いずれにしても、どのような状況でもクルマのパフォーマンスを最大限に引き出せるよう努めるつもりだ」

●ニック・デ・フリース(7号車)「まずまずの一日だった。ドライコンディションで充分に走行できたことで、決勝がドライコンディションとなった場合に向けた準備を進めることができた。日曜日の天候はまだ読めないが、今日の走行は貴重なものになったと思う」

「今週末、日本のファンの皆さんやパートナーの皆さんとお会いできるのを楽しみにしている。皆さんの前で良いレースができるよう、ベストを尽くすよ」

●セバスチャン・ブエミ(8号車)「日本には先週の日曜日から来ていたので、ようやく車両を走らせることができて良かった。今週末は天候が不安定になる可能性があるが、今日はドライコンディションで多くの走行ができた」

「2種類のタイヤを試すなど、有意義なデータを収集できたと思う。いくつかのセットアップ項目を試すことができたので、これから分析を進め、週末に向けてさらに競争力を高めていきたい」

●ブレンドン・ハートレー(8号車)「まずまずの一日だったし、車両バランスについても概ね満足できる状態にたどり着けたと思う。フリー走行1回目の後に変更を加えたが、フリー走行2回目では期待した方向には進まなかった。ただ、その結果も重要な学びとなり、ドライコンディションにおける現在の状況をより深く理解することができた」

「明日は雨になる可能性があるが、決勝時の天候はまだ分からない。そのため、今日予定していたプログラムを進められたことは非常に有意義だったと思う」

●平川亮(8号車)「今日の主な目的は決勝レースに向けた準備でした。一方で、明日の天候が不透明であることも考慮し、各セッションの序盤には予選を想定した走行も実施しました。その後は決勝に向けたセットアップ作業に集中しました」

「ハイパーカークラスは非常に接戦ですが、ラップタイムを見る限り、我々も充分に上位争いに加われる位置にいると思います。予選と決勝に向けて細かな調整を重ね、もう少しパフォーマンスを引き出したいです」

[オートスポーツweb 2026年09月25日]

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