ラッセル圧倒、2番手に0.8秒差でPP獲得。アントネッリ痛恨の16番手【予選レポート/F1アゼルバイジャンGP】

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2026年09月25日 22:30  AUTOSPORT web

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2026年F1第15戦アゼルバイジャンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
 9月25日(金)、2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が今季5回目/自身通算12回目のポールポジションを獲得した。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)となった。

 ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティン勢は、フェルナンド・アロンソが19番手。ランス・ストロールが21番手となった。


■Q1:ランキング首位のアントネッリがウォールにヒット

 18分間のQ1は快晴のもと、気温25度、路面温度40度、湿度68パーセントというコンディションで開始された。まず全車が1アタックを終えた時点で、今回が復帰戦のアイザック・ハジャー(レッドブル)が1分44秒702を記録して暫定首位につける。

 0.155秒差の2番手には、ホームストレートでストロールのトウ(スリップストリーム)を得たルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン勢の最初のアタックはアロンソが1分47秒845で暫定19番手、ストロールが1分48秒497で暫定21番手だった。

 残り7分、ラッセルは2アタック目で1分44秒277を叩き出しトップに浮上する。そんななか、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)はターン1イン側のウォールにヒットし、左フロントサスペンションを損傷。アントネッリはチームの指示でコースサイドにマシンを止めた。

 残り3分、フェルスタッペンが1分44秒041を叩き出しラッセルから暫定首位の座を奪う。ただ、セクター2でタイムを削ったラッセルが0.426秒フェルスタッペンを上回り、Q1をトップで終えた。2番手はフェルスタッペン、0.546秒差の3番手はハジャーとなった。

 アロンソは1分46秒593、ストロールは1分47秒337まで自己ベストを更新するが、Q2進出にはアロンソが1.058秒、ストロールが1.892秒届かなかった。

 Q1敗退は17番手ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、18番手ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、19番手アロンソ、20番手セルジオ・ペレス(キャデラック)、21番手ストロール、22番手バルテリ・ボッタス(キャデラック)の6台となった。

 アントネッリは1分45秒504で15番手でQ2進出の権利は得たが、事実上この時点で予選を終えることになった。


■Q2:ラッセルの勢いは止まらず。サインツが9番手

 続くQ2は15分間。ラッセルはQ2最初のアタックで1分43秒686を記録し再び暫定首位につける。全15台が最初のアタックを終えた時点で、0.149秒差の暫定2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く。また、2度目のアタックに臨んだハジャーが0.194秒差の暫定3番手につけてセッション終盤を迎えた。

 Q2最終盤、ラッセルは1分43秒462を叩き出し、Q2首位をキープしたままチェッカーとなった。0.244秒差の2番手にフェルタッペン、0.318秒差の3番手にルクレールが続いた。

 以下、4番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、5番手ハジャー、6番手ランド・ノリス(マクラーレン)、7番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、8番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、9番手カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、10番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)までがQ3進出。

 Q2敗退の6台は、11番手オリバー・ベアマン(ハース)、12番手リアム・ローソン(レーシングブルズ)、13番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、14番手エステバン・オコン(ハース)、15番手アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、そして出走できなかったアントネッリが16番手となった。


■Q3:2番手に0.837秒差。圧倒的な大差でラッセルがPP獲得

 ポールポジションを決める最終Q3は13分間。セッション前半はサインツのみユーズドタイヤを履いた。真っ先に1回目のアタックを行ったラッセルが1分43秒713を記録するが、その直後にピアストリが1分43秒571を刻み暫定首位に浮上する。また、ノリスが0.101秒差の暫定2番手に浮上し、マクラーレン2台がラッセルを上回る。

 ただ、2回目のアタックに入るとラッセルが目が覚めるようなアタックで、1分43秒037を記録。ピアストリを0.534秒、ノリスを0.635秒上回った。さらに、ルクレールが2回目のアタックでマクラーレン2台を上回り暫定2番手につけるが、ラッセルとのギャップは0.435秒に及んだ。

 セッション終盤、ラッセルはQ3開始時から同じタイヤで3回目のアタックに入った。計時上の周回数は7周目に及んでいたが、ラッセルはすべてのセクターでパープル(区間ベスト)を刻み、1分42秒526で今季5回目/自身通算12回目のポールポジションを獲得した。

 そのほか9台も自己ベストを更新するが、2番手となったルクレールはラッセルから0.837秒差、3番手ピアストリも0.838秒差と、圧倒的な大差が開いた。

 以下、4番手ハジャー、5番手ノリス、6番手ハミルトン、7番手ガスリー、8番手フェルスタッペン、9番手サインツ、10番手コラピントとなった。

 2026年F1第15戦アゼルバイジャンGP、51周の決勝レースは26日(土)の日本時間20時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。ラッセルが独走のまま今季3勝目を飾るのか。それとも、アントネッリが16番グリッドからどこまで追い上げを果たすのか。メルセデス2台の走りに注目が集まる決勝となりそうだ。

[オートスポーツweb 2026年09月25日]

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