9月26日朝、FP3に先立って行われたサーキットサファリ開始時の様子 9月26日、静岡県の富士スピードウェイで行われているWEC世界耐久選手権第6戦は予選日を迎えた。午前中に60分間行われたウエットコンディションのフリープラクティス3では、ジュール・グーノン/ビクトール・マルタンス組の36号車アルピーヌA424(アルピーヌ・エンデュランス・チーム)が最速タイムを記録している。
朝から雨が降り注いだ富士スピードウェイ。9時10分から恒例のサーキット・サファリが行われたあと、9時30分にグリーンフラッグが振られ、各車は今週末初めてのウエット走行に臨んだ。気温は18度、路面温度は21度と、金曜よりもだいぶ涼しいコンディションとなった。
開始早々、8号車トヨタTR010ハイブリッド(トヨタレーシング)の平川が、ターン15立ち上がりで007号車アストンマーティン・ヴァルキリー(アストンマーティンTHORチーム)のハリー・ティンクネルに幅寄せされる形でコースオフを喫する場面も見られたが、すぐに復帰し走行を続けている。
また、35号車アルピーヌのシャルル・ミレッシや、93号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)のニック・キャシディらも水に乗ってコースを外れるシーンが見られたが、いずれも大事には至らなかった。
バーチャル・エナジー・タンクの情報を見る限り、多くの車両が重めの燃料搭載量で走行する中、序盤は007号車アストンマーティンのティンクネルが1分40秒830という暫定トップタイムをマーク。金曜も好調だったアルピーヌやジェネシスGMR-001(ジェネシス・マグマ・レーシング)、そしてキャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA)勢が上位につける展開となった。
ターン10(ダンロップコーナー)への進入でコントロールを失った007号車アストンマーティンのティンクネルが、前を走るLMGT3クラスのアストンマーティン・バンテージAMR GT3と接触、デブリがコース上に散乱したため、9時49分に赤旗が提示された。
コース清掃を経て6分後にセッションが再開されると、雨量が減ってきたかタイムアップする車両が目立ち始め、009号車アストンマーティンのマルコ・ソーレンセンが1分40秒723と全体ベストを更新。さらに数分後には、前日トップタイムの36号車アルピーヌをドライブするマルタンスが1分40秒594にまで全体ベストを縮めた。
終盤、デブリ回収のための短いフルコースイエローが導入。また、38号車キャデラックには、GT車両との接触により30秒間のストップペナルティが科せられた。
チェッカーラップ、修復なった007号車アストンマーティンのティンクネルが自己ベストタイムを縮めたが、マルタンスのタイムには0.065秒届かなかった。
このセッショントップは36号車アルピーヌ。2番手以下は007号車アストンマーティン、009号車アストンマーティン、94号車プジョー、19号車ジェネシス、35号車アルピーヌというトップ6のオーダーに。トヨタは7号車が8番手、8号車が14番手となっている。
なお、終盤ターン3で接触のあった20号車BMW Mハイブリッド V8(BMW Mチーム WRT)と51号車フェラーリが審議対象となっている。
LMGT3クラスはピーター・デンプシー/サリ・ヨルック/チャーリー・イーストウッド組の34号車シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R(レーシング・チーム・ターキー・バイ・TF)がトップタイムをマーク。69号車BMW M4 LMGT3(チームWRT)が2番手、88号車フォード・マスタングLMGT3(プロトン・コンペティション)が3番手となった。
現地ではこのあと14時から、決勝レースのスターティンググリッドを決する予選およびハイパーポールのセッションが行われる予定だ。
[オートスポーツweb 2026年09月26日]