映画『踊る』最新作の「おふざけ演出」批判が福田雄一監督に“飛び火”… 一切関与なしも不満噴出

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2026年09月26日 20:00  週刊女性PRIME

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福田雄一監督

 ファン待望の『踊る大捜査線』の新作映画が14年ぶりに公開されたが、観客からはまさかの“酷評祭り”となっている。とりわけ、批判を浴びているのが劇中で頻出するシュールなやり取りや滑りまくるギャグ演出。ネット上では、なぜか制作に一切関与していない“あの監督”が吊るし上げられる事態に…。

最新作『踊る大捜査線』公開も厳しい声相次ぐ

 国民的エンタメとして映画界を牽引してきた『踊る大捜査線』シリーズの最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開された。織田裕二演じる青島俊作の復活や豪華なキャスト陣の集結で大きな注目を集めたものの、劇中のコメディ描写やストーリー展開を巡って厳しい声が相次いでいる。

「特にXやYouTubeのレビュー動画などで目立つのが、作品のギャグ演出に対する『福田雄一監督の作品を見ているようだ』という指摘です。福田監督といえば、『銀魂』や『今日から俺は!!』などで知られるコメディ映画の巨匠ですが、今作には一切関与していません。それにもかかわらず、本家制作陣が『福田雄一化』したかのような演出が目立ちます。

 物語の流れとは関係なくコントのようなやり取りを挟んだり、不自然な間を取ったり、過剰なメタ発言を繰り返したりと、ストーリーそっちのけでギャグを押し出す場面が少なくありません。

 近年は福田監督作品のおふざけ演出にアレルギー反応を示す人も多く、ネット上では《福田監督かと思ってエンドロール見てたら違って驚いた》《特別監督指導 福田雄一?》《ムロツヨシがいれば逆に完璧だ》といった“マイナス評価のワード”として使われています。

 もっとも、福田監督は2024年のXで、『踊る』のスピンオフ作品を鑑賞したことを報告。その際、監督の本広克行氏、脚本の君塚良一氏を『天才』と絶賛していましたから、自身の手法が本家にも影響を与えたという意味では、“福田化”という評価をうれしく思っているかもしれません」(エンタメ誌ライター)

フジテレビの企画力や宣伝手法へ不信の目

 作品への批判は“寒いギャグ”だけでは収まらない。

「過去のアーカイブ映像をただ脈絡なく挿入するだけの懐古趣味や、若者世代の描き方の浅さ、さらにはシリアスな本編を期待させる“嘘予告”で観客を騙した姿勢に対しても『悪質』との批判の声が上がるなど、フジテレビの企画力や宣伝手法へも不信の目が向けられています」(映画ライター)

 安易な同窓会ムードと企画の粗雑さに批判が集まる一方、テレビ局側が抱える問題を指摘する声もある。

「近年は、ドラマもバラエティも苦戦中とあって、このところのフジテレビは過去の遺産に依存した復刻戦略に舵を切っています。とはいえ、反町隆史主演のヒット作『GTO』を7月ドラマで復活させるも視聴率は振るいませんでした。『踊る』と共通するのは今の時代に無理やり過去のヒーロー像を当て込もうとしたこと。

 平成の成功体験から脱却できず、現代のアップデートされた価値観やドラマ演出とズレが生じてしまっている点が、往年のファンにも新規層にも受け入れられなかった要因でしょう。一方で、白髪交じりになっても現場で走り続ける青島の佇まいや、仲間を失い孤立しながらも任務に立ち向かう哀愁漂う姿を評価する声も一部存在するようです」(前出・エンタメ誌ライター)

 福田監督が本作をどう見たのか、その感想を聞いてみたいところだ。

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