
カプセルトイメーカーのキタンクラブが9月25日、創立20周年を迎えました。節目の年となれば記念イベントなどが開かれそうなところですが、同社が選んだのは、なんと「映画」。
しかも、20周年イベントは「やりません!」。その予算を全部映画につぎ込むという、なかなか思い切ったプロジェクトです。
キタンクラブが発表したのは、NHK「タローマン」シリーズなどで知られる映像作家・藤井亮さんが監督・脚本を務める、完全新作の長編ホラー映画。正式タイトルはまだ未定で、2027年以降の公開が予定されています。
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発表された特報では、どこか懐かしい雰囲気の“謎のおもちゃ屋”のCMに続き、ガチャのカプセルのような姿をしたモンスターが登場。上下に割れたカプセルの内側にはびっしりと牙が生え、目玉まで付いた、なんとも不穏な姿を見せています。
作品のテーマは「おもちゃ」。制作プロダクションは豪勢スタジオで、キタンクラブが提供します。
そもそも今回の企画が生まれたきっかけについて、キタンクラブ主宰でエグゼクティブプロデューサーの古屋大貴さんは、スタッフから「20周年の記念イベントを何かやりましょう」と提案された際、漠然とした違和感を覚えたと説明。
そこで「どうせだったらデタラメをやってやろう!」と考え、藤井監督に声をかけたそうです。
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そして藤井監督から飛び出した企画が、まさかの「人喰いカプセルスプラッター(?)映画」。
古屋さんは「20周年でガチャイベントを期待していた皆さん、ごめんなさい!やりません!映画に全部予算使います!!」と宣言しています。
一方、藤井監督が目指しているのは、近年見られる静かで考察を楽しむタイプのホラーとは、少し違った方向性。
「愚かで騒がしくて、嘘みたいに変な世界で、あまり難しいことを考えなくても楽しめるホラー映画」を作りたいとしており、観終わったあとに「何だったんだ、あれ」と笑いながら帰れるような作品にしたいとコメントしています。
舞台となるのは、子どもの頃にはとんでもなく広く、宝の山のようにも見えた「おもちゃ屋」。藤井監督は、そのノスタルジーとワクワクを生かした「楽しいホラー」にするとしています。
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ちなみにキタンクラブは、創立15周年の際にも藤井監督とタッグを組み、Webムービー「カプセルトイの歴史」を制作しています。15周年ではWebムービー、そして20周年では長編映画。節目を迎えるごとに企画の規模まで膨らんでいるようです。
果たして、人を喰うカプセルたちはどんな“奇譚”を繰り広げるのでしょうか。
映画の正式タイトルなど、詳細は今後発表される予定です。
(c)キタンクラブ・豪勢スタジオ
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026092701.html|
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