2026年F1第15戦アゼルバイジャンGP ランド・ノリス(マクラーレン)がクラッシュによりリタイア 2026年F1アゼルバイジャンGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスはアクシデントに巻き込まれてリタイアした。
5番グリッドからミディアムタイヤでスタート。いったんアイザック・ハジャー(レッドブル)の前に出るが、ストレートラインスピードにおける不利もあり、すぐに抜き返され、さらにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にかわされて、3周目には6番手に。
タイヤに苦しんだノリスは、16周目にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)の後ろ、7番手に後退。そして、30周目にはターン1でロックアップし、ランオフエリアに入り、9番手に落ちてしまった。直後にセーフティカーが出動したため、ノリスは他のほとんどのドライバーと同様にピットイン。ソフトタイヤを履いて、9番手でコースに復帰した。
しかしリスタート直後、後方のフランコ・コラピント(アルピーヌ)がターン1へのブレーキングをミスしてピエール・ガスリー(アルピーヌ)に激しくヒット。ガスリーがその衝撃でノリスに当たったことで、ノリスはバリアに激突し、その場でリタイアすることとなった。
レース後、スチュワードはコラピントのガスリーへの接触について審議した結果、コラピントに次戦の5グリッド降格ペナルティを科した。
ドライバーズランキング4位のノリスは、今回ノーポイントに終わり、首位アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)との差は116ポイントに拡大した。
■ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード F1チーム)決勝=リタイア(35周/51周)5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
「週末の締めくくりとしては、途方もなくフラストレーションのたまる結果だ。週末を通じて直線スピードに苦しんでいたが、その部分でマシンのパフォーマンスが不足していたにもかかわらず、僕たちは多くの貴重なポイントを獲得できる状況にあった」
「それなのに、他車からはじき出されてレースを終えることになったのは、本当に残念だ。あのようなインシデントで、単純に巻き込まれた側としては、何もできない。僕とチームにとって、こんな形でレースを終えることになったのは残念だ」
「厳しい週末ではあったが、持ち帰れるポジティブな要素もある。すべてを見返して、どこを改善できるのかを確認し、マレーシアでパフォーマンスと結果を最大化することに全力を集中する」
(『Sky sports F1』に語り)「他車によってリタイアさせられた。正直言って、F1で走るべきではないドライバーがいる」
「まだ映像を見ていないけれど、リスタートでああいうクラッシュを引き起こした場合は、少なくとも1レースの出場停止にすべきだ」
「僕は何もしていないのに弾き飛ばされた。FIAは、この種の行為に対して出場停止処分を科すなど、もっと厳しくするべきだと思う」
「(クラッシュによって)ものすごくお金がかかる。僕のパーツはすべて、ゴミ箱行きだ」
「あれは、F1にいる資格があると思えるようなドライビングではない。F1で走るドライバーなら、グリップが低く、タイヤ温度も低い状況を予測する能力があるはずだ」
「F1では、最高のドライバーたちと戦いたい。こういうことが起きるということは、そういうドライバーは、ここにいるべきではないということだ」
[オートスポーツweb 2026年09月27日]