ベントレー初のフルBEV『トルカル』が本国発表に。既存モデルには日本限定7台の“Shadow Series”も

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2026年09月28日 17:30  AUTOSPORT web

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ベントレーの新型BEV『トルカル』が、この9月23日付で本国発表に
 ブランド史上初の完全電動パワートレインを搭載し、最高出力888PS、そしてこちらも史上最高の最大トルク1350Nmを発揮し、0-100km/h加速2.9秒を達成したベントレーの新型BEV『トルカル』が、この9月23日付で本国発表に。一方で、既存モデルのうちグランドツアラーの『コンチネンタルGT』と、ラグジュアリーSUV『ベンテイガ』には、コーンズ・モータースによる日本国内限定の特別仕様車“Shadow Series(シャドウ・シリーズ)”が設定され、合計わずか7台が9月16日より発売開始となっている。

 ベントレー自身が「まさに『フライングスパー』と同等の快適性を持ちながら、あの『コンチネンタルGTスピード』と同等のダイナミックな走行性能を実現した」と謳う新型『トルカル』は、リラックスした長距離移動、俊敏なハンドリング、そしてオフロードでの安定した走行性能まで幅広い能力を備える。

 そのダイナミクス性能を支えるのは、いずれもドライサンプ構造を採用し、オイルは永久封入とした永久磁石同期モーターで、フロントにはオープンデファレンシャルを備える一方、リヤには各出力軸に多板クラッチを備えたロッキングデファレンシャルを搭載。高電圧バッテリーは192個のリチウムイオン・ポーチセルを直列接続した構成で、公称電圧は800V、ネット容量は113kWhに。約16万kmまたは10年間の保証が付帯する。

 そして脚元では、ベントレーとして初採用となるフルアクティブ・サスペンションが備わり、2バルブ式アダプティブダンパーと組み合わせることで魔法の絨毯のような乗り心地を実現するとともに、各ドライビングモードに応じたシャシーセッティングが選択可能に。

 各ダンパーは路面やドライバーからの入力に反応して瞬時かつ個別に上下させることが可能で、優れた乗り心地とボディコントロールを実現。このシステムはアンチロールバーを必要とせず、反応するダンパーによってアンチロールトルクを無段階に調整する。

 さらに最大5度のリヤステアリング角により、最小回転直径を11.1mまで縮小し、俊敏性をさらに高める電子制御式オールホイールステアリングや、直径420mmのフロントと370mmのリヤディスクを備えたスチール製ブレーキシステムを標準装備。オプションで440mm×410mmのディスクを組み合わせるカーボン・シリコン・カーバイド(CSiC)セラミックブレーキシステムへのアップグレードも可能となっている。

 これにより460リッターのラゲッジスペースに加え、フロントにも90リッターのストレージを備える全長5m級の『トルカル』は、最小回転直径で11.1mと都市部でも優れた取り回し性能を発揮。また航続距離は最大約600kmに達するなど長距離移動も快適にこなす。

 その際、最新のADAS(先進運転支援システム)技術も威力を発揮し、車両の周囲に配置された25基のレーダー、センサー、カメラが周囲の環境と連携するために必要な情報を収集。狭い道路で障害物に遭遇した場合には、障害物を通過させるため、あらかじめ認識した地点まで自動で後退することが可能に。

 また、牽引時の支援機能やガレージへの駐車、ホイールリムの損傷を防ぐための縦列駐車支援、アプリを介したリモート駐車にも対応。さらに正確な駐車操作を車両に学習させることや、4基のレーダー制御式パワードドアは自動で開閉することができる。

 このドアの閉操作は乗員がシートベルトを装着することで開始できるほか、メインタッチスクリーンから行うこともでき、ドライバーはブレーキペダルに圧力をかけることでドアを閉めることが可能となっている。

 そのほかシャシーやパワートレインの設定だけに留まらず、照明、サウンド、空調、エアフロー、デジタル情報を調和させ、異なる気分やシーンに寄り添う環境をつくり出す4種類の“エクスペリエンスモード”や、現代的な素材とサステナブルな調達にも神経を注いだインテリア、そして伝統の6¾リッターV8の鼓動に着想を得てミュージシャンが制作した駆動サウンド“ベントレー・ダイナミック・シンフォニー”も搭載した。

 その新型『トルカル』は、標準モデルとなる“コア”と、よりスポーティな“ S”の異なるふたつのモデルが用意され、前車は最高出力821PS、最大トルク1194Nmを発揮し、停止状態から100km/hまで3.4秒で加速、最高速度は250km/hに達する。一方の後車はさらに高い性能を備え、ローンチコントロール作動時には前述のとおり最高出力888PS、最大トルク1350Nmを発揮。0-100km/h加速は2.9秒で、最高速度は260km/hに到達する。

 そんな新型BEVの発表と前後し、コーンズ・モータース株式会社が運営する『ベントレー東京』は、圧倒的存在感を解き放つサテン(艶消し)フィニッシュの限定特別仕様車“Shadow Series”を設定。光の当たり方によって滑らかなグラデーションと深みのある影を生み出す塗装により、ダイナミックなボディラインを立体的に引き締める。

 その脚元には漆黒のブラックペイントホイールが特別装着され、さらにドアを開けた瞬間、漆黒の夜空から照らし出されるかのように『Shadow』専用ロゴが脚元を鮮やかに演出するなど、特別な1台を所有する高揚感がもたらされる。

 この“Shadow Series”はグランドツアラーの『コンチネンタルGT』の最高峰“スピード”と、ラグジュアリーSUV『ベンテイガ』の“アズール”がベースとなり、それぞれ限定2台、限定5台の用意となっている。

新型『トルカル』公式サイト:

https://www.bentleymotors.com/jp/ja/bentley-culture/torcal.html

“Shadow Series”問い合わせ:https://www.cornesmotors.com/

[オートスポーツweb 2026年09月28日]

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