総合優勝:新井大輝/立久井大輝(R2R×YAHAGI GRヤリスラリー2) 2026全日本ラリー第7戦福島伊達 9月25日から27日にかけて、福島県伊達市を拠点にJRC全日本ラリー選手権第7戦『MSCCラリー in 福島伊達2026』が開催され、新井大輝/立久井大輝組(R2R×YAHAGI GRヤリスラリー2)が圧勝。今季4勝目をマークした。
2026年の全日本ラリーは、シーズン中盤に設定された北海道でのグラベル(未舗装路)ラリー2連戦を終えて終盤戦に突入した。第7戦以降、最終戦までの3戦はいずれもターマック(舗装路)イベントだ。
全日本ラリーが福島で開催されるのは2018年以来、実に8年ぶり。開催地は以前はグラベルイベントが行われた浜通り南部のいわきから、中通り北部の伊達へと移っている。そんな“新生”福島ラウンドは土日に各6本、合計12本のスペシャルステージ(SS)で競われた。
最高峰のJN-1クラスでは、前戦ラリー北海道のウイナーである新井がウエットコンディションとなった26日(土)の午前から速さを見せ、オープニングステージで鎌田卓麻(Castrol TEIN DUNLOP ファビア)に1.9秒、奴田原文雄(ADVAN KTMS GRヤリス Rally2)に4.2秒差をつけるベストタイムをマークする。その後のSS2、SS3でもステージベストを刻んだ新井は、初日のミッドデイサービスまでに総合2番手の鎌田に17.9秒、同3番手につけた奴田原に34.6秒のリードを築いていく。
再走ステージが続く午後も新井の勢いは衰えずSS4、SS5、さらにSS6と連続ベストのラッシュ。終わってみれば初日の全SSを最速タイムでまとめ、6本すべてで2番手タイムを記録した鎌田に対し32秒、午後の3ステージで5番手から3番手に順位を上げた勝田範彦(ラックルーキーDLGRヤリスRally2)には1分13秒ものギャップを築いてラリーを折り返した。
引き続きウエットコンディションでの戦いとなった27日(日)はSS7からスタート。この日のオープニングステージも新井が制し、2番手鎌田とのタイム差を40.9秒とする。続くSS8は勝田が今大会初のステージウインを飾り、新井、鎌田と続くトップ3に。
その後は、最終SS12で勝田が2度目のベストタイムを叩き出すも大勢は変わらず。都合10ステージを制した新井が、後続に57.3秒の圧倒的なリードを築いて今季4勝目を飾った。
総合2位はシュコダを駆る鎌田。勝田は首位から1分41秒7遅れの3位となった。総合4位は奴田原、同5位にはJN-3クラスを制した山田啓介(FIT-EASYソミック石川DLGRヤリス)が入っている。この他のクラスウイナーは下記表のとおりだ。
全日本ラリーの次戦は『第53回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2026 supported by カヤバ』。このシーズン第8戦は10月16〜18日に岐阜県高山市を拠点に開催される。
■2026年JRC全日本ラリー選手権第7戦福島伊達 順位結果
Pos./Driver&Co-Driver/Car/Time
総合優勝/新井大輝/立久井大輝/R2R×YAHAGI GRヤリスラリー2/57'31.6
総合2位/鎌田卓麻/松本優一/Castrol TEIN DUNLOP ファビア/58'28.9
総合3位/勝田範彦/保井隆宏/ラックルーキーDLGRヤリスRALLY2/59'13.3
JN-3優勝/山田啓介/藤井俊樹/FIT-EASYソミック石川DLGRヤリス/1h00'14.2
JN-4優勝/山本悠太/山本祐也/Sammy愛知トヨタK-one YHGR86/1h03'50.6
JN-5優勝/高岡威/大倉瞳/ZACS DL Yaris/1h07'09.3
JN-X優勝/天野智之/井上裕紀子/TRT DL RAV4 PHEV GR SPORT/1h07'47.5
※JN-2クラスはエントリーが1台だったためJN-1クラスへ編入された。
[オートスポーツweb 2026年09月29日]