
9月25日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『風、薫る』。見上愛(25)と上坂樹里(21)がダブルヒロインを務め、明治という激動の時代を舞台に、2人の女性が看護の道を切り開いていく姿が描かれた。半年間の物語を振り返ると、ヒロインたちとともに印象に残った俳優も少なくないだろう。
たとえば、Aぇ! groupの佐野晶哉(24)は、「自分は何者でもない」と深い葛藤を抱えた謎の青年、“シマケン”こと島田健次郎を好演。また、爆笑問題・太田光(61)も身寄りのない酒飲みの男・遠藤平蔵役をシリアスに演じ、《いつもの太田さんと違う》と視聴者からは驚きの声が上がった。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、事前アンケートで朝ドラについて「好き」「まぁ好き」と回答した20〜70歳の男女500人を対象に、「『風、薫る』で影のMVPだと思う俳優」についてアンケート調査を実施した。
第3位には、女優・水野美紀(52)がランクイン。
見上演じる一ノ瀬りんの母・美津を演じた水野。旧藩主の一族としての品格を保ちながら、農家として明治を迎えた美津は、武家の女性らしい所作と気高さを失わず、時代の変化にも柔軟に対応していく人物だ。りんがナースとして働くことを決意した場面では、その思いを受け止め、そっと背中を押す姿が視聴者の感動を呼んだ。
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そんな美津を、水野は確かな演技力で表現。落ち着いた佇まいや表情から美津の人柄を丁寧に伝え、家族を見守る母親としての温かさを際立たせた。物語のなかで家族を支える美津の存在が、作品に厚みを加えていたといえるだろう。
《味があった》
《母親役として、ちゃんと話の流れの屋台骨を支えていた》
《演技が上手いから》
《お母さん役として存在感があった》
第2位は、神出鬼没の占い師・真風を演じた研ナオコ(73)。
予測不能なタイミングで姿を現し、登場人物たちに意味深な言葉を投げかけてきた真風。つかみどころのない人物ながら、その一言が物語の行方を示すことも多く、登場するたびに視聴者の注目を集めた。
アンケートでは《ナレーションも良かった》との声も寄せられている通り、研は本作で「語り」と真風役の二役を担当。柔らかな声で物語を導く一方、真風役では金髪ロングヘアに派手なネイルという目を引く装いで登場し、ユーモラスな雰囲気を醸し出した。研ならではの間合いと表現力も相まって《ナオコさんそのまま》との声も上がっており、唯一無二のキャラクターとして視聴者に強いインパクトを与えた。
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《強烈なイメージ》
《物語の節目ごとに登場、ナイスインパクト》
《彼女にしかできない役だから》
《ナレーションの声が良かった》
第1位には、17年ぶりの朝ドラ出演となった多部未華子(37)が選ばれた。
2009年度前期放送の朝ドラ『つばさ』でヒロインを務めた多部。本作では、ヒロインの2人を看護の道へと導くキーパーソン・大山捨松を演じた。時代の制約にとらわれず、自らの信念を貫いた捨松を多部は見事に体現。厚みのある演技と凛とした立ち居振る舞いで役柄に説得力を持たせ、アンケートでは《ハマり役》との声も寄せられた。
とりわけ目を引いたのが、“鹿鳴館の華”と呼ばれた捨松にふさわしい華やかな装いだ。美しさと品を感じさせる多部の魅力が役柄にもよくマッチし、登場するたびに画面を彩った。演技はもちろん、華のある存在感も多くの視聴者を惹きつけたようだ。
《演技がとても素晴らしく、美しくて、役柄にとても合っていた》
《ハマり役だと感じた、存在感があったから》
《2人の主人公を看護の道へ導いた》
《華やかで演技も際立っていた》
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