セスクス「これがラリー1での最後のダンス」今年限りのチームとマシンに別れを告げる最終戦へ/第13戦イタリア 事前コメント集

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2026年09月30日 08:10  AUTOSPORT web

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マルティン・セスクス(フォード・プーマ・ラリー1)
 10月1日(木)から4日(日)にかけて、イタリア・サルディニア島で2026年WRC世界ラリー選手権第13戦『ラリー・イタリア・サルディニア』が開催される。11月開催予定だったラリー・サウジアラビアのWRC戦としての開催中止により、本大会が2026年シーズンの最終戦となり、現行のラリー1車両にとっても最後のラリーとなる。ドライバーズ選手権は、首位のエルフィン・エバンスを2番手のサミ・パヤリが17ポイント差、3番手のオリバー・ソルベルグが21ポイント差で追う展開で、トヨタ勢3人によるタイトル争いとなっている。

 一方、日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、前戦チリで欠場したレギュラーコドライバーのアーロン・ジョンストンが復帰しての参戦となる。大会を前に、各陣営よりコメントが届いている。


■Mスポーツ・フォードWRT


●マルティン・セスクス(22号車 フォード・プーマ・ラリー1)

「これがラリー1のマシンとの最後のダンスであり、今年のチームとの最後のダンスでもあるね。素晴らしい2年半だったから、良いショーを見せて、良いラリーをして、良い結果を出したいんだ」

「僕たちが集中するのは、ステージを楽しむことと、このマシンで臨む最後のWRC戦で何ができるか見てみることだよ。サルディニアは素晴らしい大会になるだろうし、この時代を良い結果で締めくくれたら本当に嬉しいね」


●ジョシュ・マッカーリーン(55号車 フォード・プーマ・ラリー1)

「サルディニアはいつも本当に厳しいラリーで、テクニカルなステージやコンディションがクルマにもクルーにも堪えるんだ。ラリー1のクルマで走る最後の大会だから特別な週末になるし、できる限り最大限に活かしたいと思ってるよ」

「最近は堅実な結果を残せているから、その勢いをサルディニアにも持ち込んで、しっかりプッシュしてこの章を良い形で締めくくりたいね」


●ジョン・アームストロング(95号車 フォード・プーマ・ラリー1)

「サルディニアと、WRCシーズンの最終戦がすごく楽しみだよ。プーマ・ラリー1で新しいイベントや経験がたくさんあった大きな1年だったから、シーズンをポジティブに終えて、学んだことをすべて実践に移したいんだ」

「サルディニアは競技としては僕にとってまた新しいラリーだけど、数年前にMスポーツ・ポーランドでテストをした時に、走ったことのある道もあるんだ。道幅が狭くてテクニカルなセクションや、たくさんのクレスト、かなり荒れて岩がちな道が続く、本当にユニークな挑戦だね」

「ラリー1のクルマだと、狭いセクションはとくに厳しくて、スピードを保ったままクルマの位置取りを正確にする必要があるんだ」

「今シーズン最後のチャンスだから、ラリーを楽しんで、強い週末を過ごして、このレベルでの1年目を良い形で締めくくれたらいいね」


■ヒョンデ・シェル・モービスWRT


●ダニ・ソルド(6号車 ヒョンデi20 Nラリー1)

「サルディニアに向けてモチベーションは本当に高いよ。最大の課題は狭い道と、道の脇にある石だね。サルディニアでは正確さと速さが求められるし、小さなミスをすれば、いつでもそこに石が待ち構えてるんだ」

「今週末はパトリシアがコドライバー席に座るよ。すでに何度かラリーを一緒に戦ったことがあるし、今度の週末はとても良い結果を出せると思ってるんだ。彼女のペースノートはすごく明確で、僕が集中するのに本当に役立つんだよ」

「僕たちの唯一の目標は、最低でも表彰台に立つことだけど、できれば優勝したいね。ここは好きなラリーで、道はかなりテクニカルだけど僕は速く走れるし、サルディニアは特別なエネルギーをくれるから、今年も同じようになってほしいと思ってるよ」


●ティエリー・ヌービル(11号車 ヒョンデi20 Nラリー1)

「ラリー・イタリア・サルディニアはラリー1時代の最終戦で、僕たちの目標ははっきりしているよ。勝利を争うことだね。ここは過去に勝ったことのあるイベントだから、大会前のテストで自信を持って速く走るために必要なものが見つかっていればいいと思ってるんだ」

「ここでの最大の課題はステージの性質で、テクニカルで難しく、ミスの許されない道なんだ。タイヤマネジメントも重要になるけど、天候は普段よりずっと涼しくなりそうだね」

「全般的に、この10年間はWRC史上もっとも競争力のあるクルマの時代だったと思うよ。信じられないほど速くて、スペクタクルなクルマで、WRCカーとラリー1カーのそれぞれの挑戦を楽しんできたんだ。この時代を勝利で締めくくれたら最高だね」


●アドリアン・フルモー(16号車 ヒョンデi20 Nラリー1)

「サルディニアは僕がいつも速さを見せてきたイベントだけど、いろんな理由でこれまで可能だと感じていた結果を手にできていなかったから、今年はそれを変えるつもりだよ」

「10月開催だと少し違ってくるかもしれないね。雨の可能性は高いだろうけど、6月のサルディニアでも雨を見たことがあるから、天候はいつも影響してくるものなんだ。ドライのままなら、僕たちが知っているコンディションとかなり似ていると思うよ。クルマにもクルーにも本当に厳しいラリーで、週末を通じてすべてをうまく管理する必要があるんだ」

「選手権の最終戦であり、この素晴らしい世代のラリー1カーにとって最後のラリーだから、特別なイベントにもなるね。僕たちはできる限り強い形でシーズンを終えて、良い結果を争いたいんだ」


■TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム


●エルフィン・エバンス(33号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「シーズンの最終戦だからといって、サルディニアへのアプローチを変えるつもりはないよ。現地へ行って、できる限りベストなラリーを戦うだけさ。厳しいグラベルラリーが続く中でも選手権首位を守り抜いてきたし、この順位でいるために懸命に努力してきたんだ」

「サミとオリバーも良い走りを続けているし、とくに日曜日にはまだ多くのポイントを獲得できるから、最後までオープンな戦いが続くだろうね。僕たちがすべきなのは、普段通りにラリーを戦って、最善を尽くすことに集中するだけだよ」

「サルディニアは通常、出走順一番手で走るのが容易じゃないラリーなんだ。この時期は雨が降る可能性が高くて、それがステージのクリーニング効果を軽減してくれるかもしれないけど、いつものように過酷な戦いに備えなきゃならないね」


●セバスチャン・オジエ(1号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「サルディニアは、キャリアを通してずっと楽しみにしてきたラリーだよ。島自体は美しいけど、ラリーは非常に難易度が高くて、僕はこのラリーをマスターするのに数年かかったんだ。でも昨年は最後まで接戦を繰り広げた末にまた優勝できたから、とても満足してるよ」

「以前10月に何度か走ったことがあるけど、この島はこの時期とくに天候が急変しやすいから、非常に難しいラリーになるかもしれないね」

「チームが再びマニュファクチャラーズタイトルを獲得して、僕自身がドライバーズチャンピオンになる可能性が正式になくなった今、僕たちの目標は、この素晴らしいクルマの走りを最後にもう一度楽しむこと、そしてもちろん、シーズンを締めくくるためにもう1勝することだよ」


●オリバー・ソルベルグ(99号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「今年はタイトル獲得が現実的じゃないように思えた時期もあったけど、それでも僕たちは決して諦めなかったし、希望を捨てなかったんだ。チリでの結果でまた戦いに加われて、タイトル獲得の可能性を持ってこの最終戦に臨めるのは素晴らしいことだよ」

「エルフィンとの差は大きくて、1戦だけで縮めるのは簡単じゃないけど、もちろん全力を尽くすし、サルディニアのようなラリーでは何が起こるか分からないからね」

「ステージは難しくて、思い切った走りが求められる高速セクションもあれば、もっと忍耐力が求められるテクニカルな区間もあるんだ。僕は、とくにトップカテゴリーのクルマでのこのラリーの経験がそれほど多くないけど、昨年はラリー2クラスで良い走りをして優勝できたから、今回もまた表彰台のトップを目指して、その上で結果を待つつもりだよ」


●勝田貴元(18号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「サルディニアが楽しみです。このラリーは本当に過酷ですが、雰囲気は良く、いつだって訪れるのが楽しみです。そして、今シーズンは最終戦として走ることになるので、面白くなりそうです」

「今年は素晴らしい瞬間もありましたが、ここ最近は厳しい局面もありました。それでもチームの皆さんが本当に力になってくれています。今は、より強くなって復帰し、シーズンをポジティブな形で締めくくり、ラリー1での最後の大会を楽しむことに集中しています」

「ステージの出走順は6番手で、雨さえ降らなければ自分たちにとっては有利に働くはずなので、良いチャンスになることを願っています」


■TGR-WRT2


●サミ・パヤリ(5号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「残り1戦でチャンピオン争いに加わっているのは本当に嬉しいし、楽しみだよ。どのラリーでもそうであるように、ただベストを尽くすだけだから、自分としては何も変わることはないね」

「チリではトップ3の差が縮まったけど、依然としてエルフィンはポイントで優位に立っているよ。それでもまだ何が起こるかわからないから、自分たちにできることに集中していくつもりだ」

「サルディニアは、普段とても気に入っているラリーなんだ。ステージはかなりツイスティで、そのほとんどが道幅がとても狭いんだけど、これまで良い成績を残してきたよ。今回は例年とは異なる時期に行われるけど、気温が少し低かったとしても、ラリーにそれほど影響しないだろうと予想してるんだ」

[オートスポーツweb 2026年09月30日]

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