東京国税局=東京都中央区 法人税など約3700万円を脱税したとして、東京国税局査察部が法人税法違反などの容疑で不動産仲介業者「セレクトカンパニー」(東京都世田谷区)と山内潤代表取締役(58)を東京地検に告発したことが30日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、同社は2023年11月期までの2年間に、架空の仕入れを計上し、所得を圧縮する手口で所得計約1億5200万円を隠し、法人税など約3700万円を脱税した疑いが持たれている。
同社は山内氏の知人の会社名義を利用し、偽の請求書を使って取引があるように見せ掛けていた。脱税した資金は遊興費や生活費に充てていたという。
山内氏は取材に対し「国税局の指摘を受け入れ、既に修正申告を済ませた。指摘を重く受け止め、深く反省している」とコメントした。