
【動画】韓国発の長編アニメ『ノルドコレアの恋』特報
本作は、世界最高峰のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際アニメーション映画祭(2025)で審査員賞を受賞。また、東京アニメアワードフェスティバル(2026)ではグランプリを獲得し、世界各地30の映画祭で9つの賞に輝くなど、高い評価を得た韓国発の長編アニメーション。韓国映画アカデミー(KAFA)の卒業制作作品であり、長編監督デビューとなるキム・ボソル監督が、少人数のスタッフと共に約6年の歳月をかけて完成させた。
タイトルの「ノルドコレア」は、スウェーデン語で「北朝鮮」を意味する。その名の通り、本作は北朝鮮の首都・平壌を舞台に、スウェーデンから赴任してきた外交官ボーリと平壌に住む交通警察官ボクジュがひかれ合う姿をすくい取る。
国籍や立場の違いが許さない思いを二人が静かに通わせる一方、彼らをひそかに監視する通訳官ミョンジュンもまた、葛藤を抱えながらその関係を見つめ続けていた。閉ざされた世界のなかでそれぞれの思いが交錯し、物語は思いもよらない方向へと動き出す―。膨大な資料のリサーチや脱北者へのインタビューを重ね、容易に足を踏み入れることのできない平壌という街を、独創的なタッチと繊細な映像表現で描き上げた。
ティザービジュアルには、平壌の象徴でもある金日成広場を背景に、雪が舞う夜の街の中、一台の自転車に乗るボーリとボクジュの姿が描かれている。自由に会うことすら許されない関係でありながら、互いを思う二人の、ささやかで切実なぬくもりを映し出したビジュアルとなっている。添えられたコピーは、「許されなくても、私はあなたを想い続けたい。」―監視と統制のもとで、知られてはならない思いを抱く二人。その恋がどこへ向かうのか、静かに予感させる一枚に仕上がった。
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ボクジュを捜すため平壌の街を奔走するボーリと、国家への忠誠と自らの感情の間で揺れるミョンジュン。少ないせりふと詩的なイメージによって浮かび上がるのは、異なる立場に置かれた三人それぞれの孤独と、誰かを思う切実な気持ち。静かに育まれた恋がやがて大きく揺れ動いていく様を繊細に映し出し、物語の行方への期待を高める予告編となっている。
アニメ映画『ノルドコレアの恋』は、2027年1月全国公開。

