「お前ほんとブスだよな」銀座ホステスが遭遇した中年男性の“モテるための珍行動”5選

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2026年09月30日 16:10  日刊SPA!

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※画像は生成AIによるイメージです
 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。
 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。

◆好きだった男が「ナンパ師note」を購読していた

 数年前に、当時ちょっといいなと思っていた男性と久しぶりに会って食事をしたら、どうやら彼が「ナンパ師note」を読み始めたらしく、さらに彼自身もナンパ系YouTubeなどをやっていて、良いか悪いかで言うと本当に最悪な方向にイメチェンしていたんですよ。

「ネイルしてんの?可愛いじゃん」と言って私の手の甲をナデナデしたり、そうかと思えば「でもお前ほんとブスだよな」とふんぞり返るなど……。本人的には飴と鞭のつもりなのかもしれないけれど、そのようなおかしな言動を繰り返し、最後は勝利を確信した顔で「今日、俺んちこない?」と言い出したので普通に池袋駅に置いて帰った、ということがありました。

 モテたくてnoteまで購読しているのに、どうしてこうなったんでしょうか。今回は、彼がナンパ師noteから得た知識をもとに「モテるために実践していた珍行動」を解説したいと思います。

◆その1「女はブス扱いされたい」

 久しぶりに会った彼は「女を神格化せず、自分が優位に立つことが肝心」といったことを言っており、さらに私が普段はおじさんたちにチヤホヤされているものと決めつけ、ひたすら「知らなかった?けっこうブスだよ」「太ってるし」「整形したよね!失敗してるね」といったことを言うので、スタートから泣きそうになりました。

「普段褒められてばかりいる女は、これでプライドが崩れてオレのことを男として意識するんだ」とのことなのですが、普段から全然褒められてないし、ブスも太ってるねも割とよく言われるのでただただ落ち込みました。

 そもそも「チヤホヤされてる女」という前提自体が女にビビりすぎなんです。そんなに神格化してくれてありがとう。

◆その2「あえて共感しない・決めつける」

 彼いわく、女性の話に共感してただ相槌を打つ男は「良い人」どまり。あえて全否定し、イジリを入れて感情を揺さぶるべし、とのこと。

「最近映画観た?」という問いかけに対しては、「映画なんかつまんない。あんなもんにカネを払うやつは頭が悪い」と全否定で、会話が終了しました。感情が揺さぶられることはなかったけれど、会話が成立しなくて疲れはしました。

 さらに彼は「質問ばかりすると尋問みたいでよくない」「できる男は決めつけで会話をリードする」と続け、「お前って休日は家でゴロゴロしてそうだよね」とさっそくテクニックを披露してくれました。

 休日に家でゴロゴロしてるのは実際にそうだけど……。「あえて共感しない」「決めつけで会話を転がす」という高度なコミュニケーションは、圧倒的なトークスキルと底抜けの愛嬌、あるいはトップキャバ嬢並みのカリスマ性とかがあって、初めて成立する綱渡りじゃないですか。その辺の中年男性がそれを真似ても、ただの感じの悪い人にしかならないんですよね。

◆その3「デート代は全額女に出させた方がいい」

「女に金や時間を使わせる(投資させる)ほど、女はその男に執着する(サンクコスト効果)」。これもナンパ界隈でよく言われるロジックらしいです。

 確かにこれができる男性もいます。でも、ほんのひと握りです。横浜流星や吉沢亮クラスの圧倒的美男子、または作詞や作曲などどうやったって凡人にはアクセスできない分野で才能を発揮している天才だけが、「デート代は全額女に出させる側」になれるんです。

 横浜流星でも吉沢亮でもない、天才でもカリスマでもないただの中年はちゃんとお財布を持ち歩きましょう。

◆その4「女は結局チャラい男が好き」

 そもそも彼は私より6歳年上で、数年前の当時でも40歳手前とかだったと思います。以前は、お洒落には無頓着だけれど天然パーマのクルクルヘアが可愛い普通の中年でした。

 ところが、久しぶりに会った彼は「女は結局チャラい男が好き」と言って、クルクルヘアをブリーチしていたんです。女は結局チャラい男が好きかどうかはいったん横に置くとしても、中年男性の薄毛の金髪は正直見ていてキツイものがありました。

 やりたい髪型に毛量がもう追いついていないんですよ。

◆その5「不自然すぎるボディタッチ」

 会話の節々で彼のアクションは全部不自然でした。本人はマニュアル通り「会話が盛り上がったらハイタッチ」「距離を縮めて手をつなぐ」をやっているつもりだったのかもしれません。そもそも会話はそんなに盛り上がっていないし、ハイタッチするような空気でもなかったのですが。

 こうして、会うまでは「ちょっと気になっている人」だった彼は、わずか数時間の間に「もう二度と会いたくない人」へとランクダウンしました。

 お会計を終え、終電前の池袋駅で彼は勝機ありといった顔で「今日、俺んち来ない?」と言い出したのですが、普通に無理過ぎました。

 普通に無理過ぎる旨を伝えたところ「え?なんで?」と困惑されたんですけど、私の方が困惑していました。彼とはそのまま深夜の池袋駅でわかれ、彼の連絡先をブロックし、私のひと晩の悪夢は幕を閉じました。

◆マニュアル通りに進まないのが男女です

 今回は、ナンパ師note購読男性が「モテるために実践していた珍行動」について解説しました。ネットに転がる「ナンパテクニック」や「モテ講座」は、文脈や本人のキャラクター、お互いの関係性を無視して形だけ真似すると、ただの「無礼で、年不相応で、ケチで、距離感のおかしいおじさん」を生み出すだけです。

 単純に自分がされて嫌なことはひとにもしない方がいいですよね。だいたいモテたい男性=モテない男性で、コミュニケーション能力もたぶんそこまで高くない。そんな男性が小手先のなんちゃって心理学とかをうのみにしない方がいいです。

 まずは対面している相手の顔色、声色をじっくり観察してください。「次はこのステップを踏め」などといったマニュアルをこなすのに必死で、相手のリアクションが目に入らなくなっちゃうのは大問題ですから。頑張ってね。

文/みずえちゃん

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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  • どんな相手でもとりあえず話を合わせる事の出来るキャバ嬢さま達は凄いと思う。
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