
病院で身体に痛みや不安を抱えているときは、無神経な一言に大きなショックを受けてしまう。
「高齢出産ですが、初産で入院している時のことです」と投稿を寄せた東京都の50代女性は、当時の忘れられないエピソードを明かした。会陰切開をしたため、「産後はお手洗いに行くにも痛みでヨロヨロでした」と振り返る。(文:篠原みつき)
「鎮痛剤も効いてるとは言えないレベルでした。そんな時に産後最初の検査で、産婦人科にある内診台に上がるように指示されました。当然、激痛が走るため呻いていました」
「メスでお股を切って縫われてる訳ですから」
内診台は、患者が下半身を露出し開脚して座る姿勢をとる診察台だ。患者と医師とはカーテンで仕切られている。このとき股の激痛にうめいていた女性は、カーテンの向こうから女性医師にこんなことを言われた。
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「経産婦でしょ!それぐらい我慢しなさい!」
これに「え?初産ですけど…」と驚いた女性。そのときの胸中をこう書いている。
「てか、初産であろうと経産婦であろうと、メスでお股を切って縫われてる訳ですから痛みは変わらないでしょうが!」
しかし実際には、「経産婦ではありません。とだけしかショックで言えませんでした」という。「痛くて呻いている人に対して、その言葉なの!?」と不信感を募らせていると、さらにこんなやり取りが聞こえてきた。
小声で間違いを指摘されても謝罪なし
「看護師から先生に、初産の方です、と小声で伝えられたのが私の耳にも入りましたが、間違えたことにひと言の謝罪もなく」
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自身の勘違いを指摘されたにもかかわらず、女医からの謝罪の言葉は一切なかった。女性は「我が子を無事に産めて出産時の助産師さんや急遽会陰切開に対応してくださった男性医師には感謝しています」としつつも、最後にこう言い切っている。
「その女医さんだけは二度と顔を見たくありません」
痛みと闘う中でぶつけられた失言は、感謝の中にも、強いしこりとして残ってしまったようだ。
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