「退屈なレースが2回」F1モナコGPのスプリント化にドライバーたちから否定的な意見。予選が増えることは歓迎

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2026年10月02日 07:00  AUTOSPORT web

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2026年F1モナコGP 決勝スタートシーン
 2027年F1の暫定カレンダーが発表された際に、スプリントレースが10戦に拡大され、そのなかにモナコGPが含まれていることが確認された。ドライバーたちからは、オーバーテイクができないサーキットで2回レースを行うことへの否定的な声が上がっている。

「退屈なレースが2回になるだけ」という点で、ドライバーたちの意見は一致している。アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は、「もしかしたら、予選を2回やって、レースは1回だけにすべきかもしれない。スプリントレースは面白くならないと思うから」と提案した。


■ハミルトン「モナコ変革への答えはスプリントではない」

 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は「僕には意味が分からない。でも、決めるのは僕ではない」としたうえで、ポジティブな面を探そうとして、「良い面を挙げるなら、予選セッションがもう1回増える。それはかなりクールだ」と語った。

「僕は以前からずっと、モナコには何か違うものが必要だと言ってきた。他の場所と同じレース形式にするべきではないと思う。何か違うものにする必要がある」

「あの場所のために、何か新しいものを考え出さなければならない。美しい場所で、本当に美しい国であり、ドライブするのに素晴らしいサーキットだ。でも、レースはこれ以上ないほど退屈だ。だから、何が答えなのかはわからないが、スプリントレースが答えではないと思う」


■スプリント自体に関心がないフェルスタッペン

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、「個人的にはスプリントのファンではない。でも、もちろんその背景にある理由は理解している」としたうえで、否定的な点を挙げた。

「本戦で起きることと同じ展開になるだろう。スタートでは盛り上がるが、いざ始まったらオーバーテイクができない。それは、かなり明白なことだと思う」

「週末のなかでアクションが増えることにはなる。参加はするが、僕はいつもグランプリのことを考えていて、主な焦点はそこにある」

「僕には、スプリントレースで勝つことにも、勝てないことにも、何の感情もない」とフェルスタッペンは述べ、スプリントへの熱意を示さなかった。


■ペレス「レースは1回で十分、予選を3回にしてもいい」

 モナコでの優勝経験を持つセルジオ・ペレス(キャデラック)は、スプリント制になることで「少し変化が加えられる」として、ポジティブな意見を述べた。

「これまでは(モナコは)土曜日で決まるイベントだった。土曜日(の予選)において起きたことで、基本的にすべてが決まっていたんだ」

「でも来年は、もう少し状況を動かせるようになる。面白い週末になると思う。僕は間違いなく楽しみにしている」

 一方でペレスは「モナコでレースを2回やるのは、ちょっと多すぎると思う。レースは1回で十分だし、予選を3回にしてもいいくらいだ」とも述べた。


■ピアストリ「予選に向けて仕上げていくプロセスが変更に」

 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、「最初は驚いた。でも、予選セッションを2回設けようとしている、その意図は理解できる」と語った。

「おそらく最高のスプリントレースにはならないだろう。でも、予選セッションが2回になるのは興味深いことだと思う」

 ピアストリは続けて、ドライバーたちが抱える懸念のひとつを指摘した。

「通常、モナコでは週末を通して、段階的に仕上げていく。そして土曜日の午後に、全員が最後の1%を絞り出すんだ。でも、来年はその余裕がなくなる」


■ラッセルは前向き「金曜日がより刺激的になる」

 モナコのスプリント化に対して、最も前向きな反応を示したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)だった。

「スプリントをかなり長い間やってきた今では、通常のレースウイークエンドはかなり長く感じる。僕たちは皆、戦いたいんだ。F1マシンをサーキットで走らせること自体がどれだけ楽しくても、本当の楽しさは、競争と予選セッションで感じるあのアドレナリンから生まれる」

「当然、レース自体は最もエキサイティングなものにはならないだろう。でもそれは、金曜日がよりエキサイティングになることで埋め合わせられる。スプリント予選はFP2よりもはるかに面白い。だから、全体として考えれば理にかなっていると思う」

[オートスポーツweb 2026年10月02日]

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