
11月にオススメの株主優待銘柄
11月は優待権利が確定する銘柄が45銘柄以下と、一年の中でも比較的少ない月です。その分、優待狙いの投資家による買いが集中しやすく、権利確定日にかけて株価が上昇しやすいと考えられます。そこで今回は、今のうちに買っておきたい11月の優待銘柄をご紹介します。
今のうちに買いたい11月の優待銘柄その1:ホテル、ニューグランド<9720>
【業務内容・企業概要】老舗クラシックホテルの運営会社。ホテル事業、不動産賃貸事業【単元株数】100株
【最低購入金額】64万円(2026年9月28日時点)
【権利確定月】11月末日
【優待内容】
� 屮曠謄詬�用券」引換券
�▲曠謄觸蒜駑繕發�10%割引(直接自社への電話予約・公式Webサイトからの予約が対象)
�4枡皀譽好肇薀鵑琉�食料金10%割引(一部対象外商品あり)
�こ�主コーヒー券
◆100株以上
3年未満保有……��1000円分+�◆椨�+��5枚
3年以上保有……��2000円分+�◆椨�+��5枚
◆500株以上
3年未満保有……��2000円分+�◆椨�+��10枚
3年以上保有……��4000円分+�◆椨�+��10枚
◆1000株以上
3年未満保有……��4000円分+�◆椨�+��20枚
3年以上保有……��8000円分+�◆椨�+��20枚
※「3年以上保有」は、同一株主番号で5月末・11月末の株主名簿に7回以上連続して記載されている場合が対象です。
横浜港を望む老舗ホテルを運営するホテル、ニューグランド<9720>の優待では、100株以上の保有で、館内で使えるホテル利用券の引換券、宿泊・飲食の10%割引、コーヒー券がもらえます。優待はホテルの利用そのものに使えるため、横浜方面へお出掛けの機会が多い個人投資家にとって使い勝手のよい内容といえるでしょう。権利確定日直前は、優待目当ての買いが入りやすいと期待できるでしょう。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を9月末に購入し、11月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は受け取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認できます。
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検証結果
勝率:66.67%
勝ち数:12回
負け数:6回
引き分け数:0回
平均損益(円):7,675円
平均損益(率):3.84%
平均利益(円):15,818円
平均利益(率):7.91%
平均損失(円):-8,611円
平均損失(率):-4.31%
合計損益(円):138,155円
合計損益(率):69.08%
合計利益(円):189,820円
合計利益(率):94.91%
合計損失(円):-51,665円
合計損失(率):-25.83%
PF(プロフィット・ファクター):3.674
平均保持日数:57.67日
検証結果を見てみると、勝率は66.67%、1トレード当たりの平均損益は3.84%です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。
今のうちに買いたい11月の優待銘柄その2:ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769>
【業務内容】「遊べる本屋」をコンセプトとした店舗を全国に展開【単元株数】100株
【最低購入金額】9万3000円(2026年9月28日時点)
【権利確定月】11月末日
【優待内容】お買物券(1000円券)
◆100株以上
1年未満保有……10枚(1万円分)
1年以上2年未満継続保有……11枚(1万1000円分)
2年以上継続保有……12枚(1万2000円分)
※お買物券は、税込2000円のお買い物ごとに1枚使えます。1回の会計で何枚でも利用できますが、おつりは出ません。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769>の優待は、同社グループ店舗で使えるお買物券です。100株の投資金額が10万円を切るのに対し、1万円分以上のお買物券がもらえるため、株式価格と比べて優待内容が充実しています。同社で販売されている商品が気になっている方にとっては、魅力的な優待内容です。優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあるといえるでしょう。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を9月末に購入し、11月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は受け取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認できます。
検証結果
勝率:72.73%
勝ち数:16回
負け数:6回
引き分け数:1回
平均損益(円):6,533円
平均損益(率):3.27%
平均利益(円):18,090円
平均利益(率):9.05%
平均損失(円):-23,198円
平均損失(率):-11.60%
合計損益(円):150,250円
合計損益(率):75.13%
合計利益(円):289,435円
合計利益(率):144.72%
合計損失(円):-139,185円
合計損失(率):-69.59%
PF(プロフィット・ファクター):2.079
平均保持日数:51.52日
検証結果を見てみると、勝率は72.73%、1トレード当たりの平均損益は3.27%です。勝率は5割を超え、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。
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11月は、優待の権利確定銘柄が一年の中でも少ない方の月です。その分、優待狙いの投資家の買いが特定の銘柄に集中しやすく、権利確定日に向けて株価が上昇する傾向にありますので、ぜひ注目しておきたいところです。
株の売買を行う前に今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資がどの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのかを事前に把握できます。検証を行ってから投資すれば、きっと安心感が違うことでしょう。皆さんも投資する際には一度検証してくださいね。
※このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社および関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします
文:西村 剛(証券アナリスト、ファンドマネジャー)
国内運用会社にて中小型株式ファンドマネージャー兼アナリストを経て独立。個人投資家に分かりやすく株式投資を伝授すべく、講演や執筆を行う。『夕刊フジ』3年連続 株-1グランプリ グランドチャンピオン。
(文:西村 剛(証券アナリスト、ファンドマネジャー))
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