
いざ出産というときは、誰でも焦ったり不安になったりするものだろう。しかし、慣れているはずの病院関係者から、ずっと勘違いされ続けたというエピソードが寄せられた。
投稿者の40代男性(埼玉県)は、約30年前に体験した出来事を振り返る。当時、姉が次女を出産するため実家近くの産婦人科に入院していたという。
「当時の私は17歳(高校2年生)でした。その日は、両親は仕事に出ていて、義兄も仕事で家にいるのは私だけでした」
そんな中、学校から帰宅直後に病院から産気づいたとの連絡が入った。男性はあわてて母親から預かっていた姉の着替えなどを持って病院へ駆けつけたが……。(文:篠原みつき)
「旦那様がお見えになりましたよ!」
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病院に着き、姉の見舞いだと伝えると、「旦那様。まだ分娩室に入る前なのでお話しできますよ」と、看護師さんが病室へ案内してくれた。
「『あ、弟なんですが…。』そう言ったものの看護師さんの耳には届いていないようで、病室に入った時も、『○○(姉)さん。旦那様がお見えになりましたよ!』大きな声でそういうと、姉は恥ずかしそうに、『あ、弟です…』」
男性は姉とは年齢が離れており、義兄とも一回り離れていた。「病院に着くなり夫扱いされ、自分ってまだ高校生なのにそんなに老けてるのかなぁ。とさみしくなりました」と当時の心境を明かす。
「元気な女の子ですよ!!」私に駆け寄ってきた看護師
何時間かして、連絡を受けた義兄が病院に到着。2人で待合室で無事の出産を祈っていたところ、夜に差し掛かってようやく元気な女の子が産まれた。
すると、待合室に入ってきた看護師の行動で、再び気まずい空気が流れる。
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「『おめでとうございます! 元気な女の子ですよ!!』と、最初に対応してくれた看護師さんが『私のほうに』駆け寄ってきてくれたので、『あ、お父さんはこちらです。』と言って私はうつむいてしまいました」
義兄も苦笑いしていたものの、一緒に姉と産まれてきた姪に面会することができたという。
当時の心境について、男性は「何度も義兄に間違われパパだと思われたことはいいのですが、一回り上に見られていることと、何度も間違われたことに関しては、なんだかモヤモヤしました」と本音を書いている。
なお、この一件は後々まで家族の笑い話となり、当時の姪っ子も今では立派な大人に育っているそうだ。
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