
堺雅人(52)が主演する日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。10月4日に第19話(第2シーズン第9話)が放送され、世帯平均視聴率15.4%、個人視聴率10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高い数字を記録した。だがそのいっぽうで、本放送回で描かれた凄絶な拷問シーンが波紋を呼んでいる。
「第2シーズンでは、前作でテロ組織『テント』の潜入作戦に携わっていた黒須駿(松坂桃李)ら別班員5人が中国の秘密組織『シンシー』拉致され、乃木憂助(堺雅人)らが真相を追う展開に。ドラマはアジア大会中継のため2週連続で放送休止となっていましたが、3週間ぶりに放送された第19話では別班奪還作戦がスタートしました」(ドラマ誌ライター)
しかし、冒頭から「本日の放送には、一部に暴力的描写を含む表現があります。ご視聴にはご注意ください」と注意喚起するテロップが流れ、物々しい雰囲気が漂うことに。
開始15分をすぎたところで、「さぁ、そろそろ吐いた方がいいんじゃないか」「右手の指が全部なくなっちまうぞ」というセリフが流れ、拉致されている別班員・和田貢(平山祐介)が拷問を受けるシーンに。
和田はすでに右手の人差し指と中指を切断されていたが、情報を吐かないことから乃木家の“守り刀”で残りの指もすべて切り落とされたのだった。切断シーンはなかったものの、切り落とされた指や流れ出た血など生々しい痕跡が。その後、5本の指がなくなった後の右手も映し出されていた。
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そうしたリアルな拷問シーンは、ドラマ後半にも登場した。
シンシー側は別班員5人に対して、「今日から1日1人ずつ死んでもらう」「だが、吐けば命は助ける」と提示。しかし、誰ひとりとして口を割ろうとせず、再び和田が拷問の標的に。和田が抵抗する場面も見られたものの、手足を縛りつけて磔にされてしまう。直後に“守り刀”で腹や胸を突き刺され、ぐったりと意識を失っていた。
黒須は仲間の惨状を目の当たりにし、瞬きもせずに「絶対、許さねえ」と呟いていたが……。
和田がナイフで突き刺されるシーンは影絵で表現されていたが、リアルな拷問が続いた本放送回は視聴者の間で賛否が勃発。Xでは次のように、疑問視する声が上がっていた。
《VIVANTグロくて無理 10秒スキップ 早く拷問ターン終わってくれヨ》
《VIVANT子供に見せられなくない?拷問とか殺すとかの描写が多すぎる ネットフリックスとかならまだしも、これ誰でも見られる地上波の夜9時台だよ バカ殿様とか自主規制してもこれはしないのか?ってなる 1の時は一線超えてなかったと思うんだけど2は…》
《別班の口が堅いのは分かった。あんな拷問見せられたら視聴者の我々の方が精神的にやられる》
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そのいっぽうで、こう評価する声も寄せられている。
《指切断拷問、今時よく放送したなー(褒めてる) 血みどろさが茶色めのドロっとした感じなのもなんかリアル… 隣の母が見れないって目隠してた》
《VIVANTの拷問シーン、たしかに正視に耐えなかったけど、国を負っての駆け引きがメインのドラマの展開上で必要不可欠だし、ちゃんと最初に「今回は残酷な場面あるよ」の注意書き出てたし、それで文句言う奴はそもそも見るべきドラマじゃない》
《VIVANTってそういうドラマなので、拷問シーンがキツいとかショックとか胸糞悪いとか言うのは違うと思う。目を逸らさずに見ることができる人に向けた本気の演出をしている覚悟が凄い》
前出のドラマ誌ライターは言う。
「『VIVANT』ではこれまでも、暴力的なシーンが度々登場してきました。第1シーズン第6話ではノゴーン・ベキ(役所広司)による制裁シーンがあり、放送開始時には注意喚起のテロップも表示されました。また、ドラマに登場する別班員は“どんな拷問にも耐えうる訓練を受けている”設定であり、今回の拷問シーンは彼らが“絶対に口を割らない”ということを証明するシーンでした。
ただ、放送時間帯的に家族で視聴している人も多く、強烈な拷問シーンに“子供には刺激が強すぎる”という意見も。さらに3週間ぶりの放送だったことから、視聴者の期待が高く寄せられていたことも影響したのではないでしょうか。拷問シーンがクローズアップされたものの、物語がさほど進まないことにじれったく感じた人もいたようです。
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とはいえ、本放送回の視聴率は高水準を維持しています。リアルタイムで視聴する人はまだまだ多く、最終回の11月8日まで物語がどんな風に展開していくか注目を集め続けることでしょう」
なお、拷問を受けた和田が絶命したかどうかは明かされていなかった。果たして、乃木らは別班員5人を救い出すことができるだろうか。
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