
【動画】愛する人と生きるために、自分をどこまで変えられる? 『ピリオン』予告編
本作は第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて最優秀脚本賞とパルムドッグ賞を受賞した作品。愛のカタチを切なくもユーモラスに描く新時代のラブストーリーだ。
クリスマスの夜、内気で控えめな青年コリン(ハリー・メリング)は、圧倒的なカリスマ性を持つバイカーのレイ(アレクサンダー・スカルスガルド)と出会う。解禁となった予告編が最初に捉えるのは、「ついて来たければ来い」と言わんばかりに颯爽と歩くレイの後ろを付いていくコリンが、暗がりの路地裏で「好きにして」と告げる刺激的なやりとりだ。
レイに導かれるまま彼の家で共同生活を始めることになり、髪を剃り、彼が求める刺激的な“主従”の世界に足を踏み入れるコリン。彼はついに「理想の恋人」と出逢ったのだと幸せな気分でいっぱいだ。息子の恋バナに興味津々な両親や同僚に対しても得意顔で、「彼は僕を“尽くす性分”だって」とレイによる“支配”に従うことに喜びを感じていた。
しかし、あらゆる面で自分とは余りに対照的な価値観を持つレイとの日々が続く中で、コリンは自分が望む愛され方について考えるようになる。そして、「不満じゃない。ただ、もっと幸せになれたらって」とついに本心を口にするのだ。
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脚本も手がけたハリー・ライトン監督は、「『ピリオン』は、この20年ほどで主流になったようなラブストーリーとは一線を画します。クィアカップルのステレオタイプなイメージに挑むものであって、ふたりのフェティッシュな関係をおかしなものとして扱いません。私はこのような物語の中に様々な組み合わせの可能性があるという複雑さを描きたかったのです」と説明。
一方、ハリー・メリングは、初めて脚本を読んだ時のことを「強烈に惹きつけられました。この大胆不敵な物語が、これほどまでに誠実で、心温まる繊細なものへと作り上げられていることに、本当に驚きました」と振り返っている。
映画『ピリオン』は12月4日より全国公開。

