写真TBS系大型スポーツ特番「SASUKE」の本戦出場権を懸けた「SASUKEアイドル予選会2026-出場権争奪バトル-」が10月1日、千葉・キッコーマンアリーナで開催され、女性アイドル12人が熱い戦いを繰り広げた。
2024年の第1回大会でSKE48の伊藤実希、2025年の第2回大会でukkaの結城りなが制覇してきた同予選会も、今回で3年連続3回目の開催となる。スピード、パワー、持久力、バランス感覚といった運動能力が試される4種目の総合ポイントで順位を競い、優勝者1人だけに「SASUKE2026〜第44回〜」への出場権が与えられる。
出場メンバーは、いぎなり東北産の安杜羽加、AKB48の秋山由奈、SKE48の大村杏、NGT48の清司麗菜、私立恵比寿中学の風見和香、SWEET STEADYの白石まゆみ、22/7の南伊織、≒JOYの大信田美月、Pixel Ribbonの葉山雫、fav meの川岸瑠那、僕が見たかった青空の須永心海、Rain Treeの鈴野みおの12人。初出場は8人で、清司、風見、白石、大信田の4人は3年連続の戦いぶりを見せた。
競技は、トラック4周を走って下位をふるいにかけるサバイバル持久走「テイルインポッシブル」、スポンジ板の上をバランスを保ちながら渡る「スポンジブリッジ」、背中にロープをつけて引っ張り合う1対1の「パワーフォース」、そして平均台、Mt.ミドリヤマ、スパイダー、そり立つ壁の4エリアを駆け抜ける「SASUKEタイムレース」の4種目だ。
第1種目では「オールスター感謝祭」のミニマラソンにも参加経験のある風見が1分24秒をたたき出し、2位の秋山に20秒差をつけてスタートダッシュに成功。続く第2種目では、“No.1スケボーアイドル”の異名を持つ清司が24枚をクリアして1位に躍り出たかと思えば、昨年12月に22/7に加入したばかりの南が29枚の好記録で会場を沸かせた。第3種目「パワーフォース」では、第2種目終了時に総合1位だった清司と前回大会同種目2位の大信田がそろってまさかの初戦敗退。トーナメントを勝ち上がった安杜が総当たり決勝を連勝で制し、勝利の雄たけびを上げた。
最終種目前の総合ランキングは、安杜と風見が90ポイントで首位タイ、秋山と清司が88ポイントで3位タイという、上位4人がわずか2ポイント差にひしめく大混戦。運命の「SASUKEタイムレース」で輝きを放ったのが12人唯一の10秒台、19秒40という衝撃の数字を叩きだした清司だった。解説席から大会を見守っていた“ミスターSASUKE”こと山田勝己も「よくやった、すごい!」とスタンディングオベーションで祝福すると、会場は大歓声に包まれた。その後を秋山が28秒94、風見が23秒73で猛追したが、誰もこの記録を上回れず。
総合158ポイントを獲得した清司が、悲願の総合優勝を果たした。2015年にNGT48の1期生として加入し、今回が3年連続3回目の出場。1回目は3位、2回目は2位と優勝を逃し続けてきたが、三度目の正直で栄冠をつかんだ。表彰式では、「もう1位しかないと思っていました。1位という結果を応援してくださるみなさんにお届けできてホッとしています!」と安堵の笑顔。続けて、「NGT48としては12年目。アイドルを続けていく中で壁にぶつかることもたくさんありました。でも、ちゃんと努力って報われるんだ」と涙ぐみながら語り、SASUKEアイドル予選会の空間を「アイドルの第二の成長物語」と表現した。
終了後の囲み取材では、副賞の高級焼肉店・叙々苑の食事券を見ながら「今日は新潟からメンバーがたくさん来てくれたので、みんなを連れて行きたい」とガッツポーズ。本戦に向けては、「私は研究するのが自分の強みなので、映像を何度も見て研究しつつ、(SASUKE)出場経験のある岩本理瑚ちゃんと一緒にトレーニングできたら嬉しい。最近はスケボー以外にプロレスとか競馬も始めたりしていて、スタッフさんから『どこを目指しているの?』っていう顔をされているんですけど(笑)。“なんでもやる清司麗菜”として、SASUKEに名前を刻んでいきたいと思っています!」と気合いを語った。
12人が真剣勝負を繰り広げたイベントの模様は、ぴあライブストリームで10月18日まで見逃し視聴が可能。3年間の挑戦で壁を打ち砕いた清司が、年末のSASUKE本戦でどこまで飛躍するのか期待したい。
取材・文/吉岡 俊 撮影(会見)/箕野就介