
降板は、絶妙のタイミングだったかもしれない。10月2日、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ制作・日本テレビ系)が20年の歴史に幕を閉じた。最終回の世帯視聴率は5.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。裏番組の『ゴゴスマ』(CBC制作・TBS系)の4.2%を上回り、同時間帯トップで有終の美を飾った。
MCを務めた宮根誠司(63)は番組で「今の正直な気持ちを言うと、寂しい気持ちと、ちょっと肩の荷が下りたような気持ちもありまして、なんとも言えない複雑な気持ち」と話した。
「最終回は数字を上げて、面目を保ちました。ただ、9月の視聴率を見ると、『ミヤネ屋』は『ゴゴスマ』に圧倒的に負けています。同時間帯の対決は21回あり、6勝12敗3分。ダブルスコアが付いている。1つ1つの対決は僅差なので、惨敗してから降板するより、惜しまれながら辞められて良かったという見方もできます」(テレビ局関係者)
『ミヤネ屋』は2006年夏から関西ローカルでスタート。翌年の秋から関東地区でも放送が始まると、他局に午後の情報番組がない事情もあり、視聴率で1人勝ち。最高で15.3%を記録するなど圧倒的な人気を誇った。
「15年、石井亮次さんMCの『ゴゴスマ』が関東地区でスタートしても、『ミヤネ屋』の優勢は続いていました。しかし、20年以降は『ゴゴスマ』が『ミヤネ屋』を上回る日が珍しくなくなりました」(前出・テレビ局関係者)
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ネットなどで『嫌いなMC』ランキングがあると、上位の常連だった宮根。スタジオで人の話を遮ったり、中継先とのやり取りで冷たい反応をしたりする司会ぶりが視聴者に違和感をもたらし、数字の下降に影響したのかもしれない。
「一昔前であれば、『後輩へのいじり』で笑って済んだことも、今は厳しく捉えられますからね。ちょうどパワハラやモラハラがクローズアップされる時代と重なり、宮根さんも高圧的なイメージで見られるようになってしまった。徐々に、現代にそぐわない面が出てきたのかもしれません。一方で、ハッキリとモノを言う姿勢を好きな人もまだまだいると思います」(前出・テレビ局関係者)
宮根は最終回で「僕の司会者人生、残りそんなに多くはないと思いますけど、微力ではありますが、テレビをご覧の皆さんのお力になれて、平和で笑顔で楽しいことを伝えられる司会者になれるよう精進いたします」と語った。
今後、新番組のMCに就任した場合、数字を取れるのか。
「テレビの報道番組に革命を起こした久米宏さんでさえ、『ニュースステーション』を辞めた後の『A』はわずか2カ月で打ち切りになりましたし、その後の番組も数字は取れなかった。宮根さんは『ミヤネ屋』の視聴率もだいぶ落ちてきていましたから、よほどいい番組に巡り合わない限り、難しいとは思います。もうお金は十分あるはずですから、企画や内容を吟味して、やるかどうか決めるでしょう」(前出・テレビ局関係者)
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現在のレギュラーは『Mr. サンデー』(フジテレビ系)の1本。宮根に新たなオファーは来るか。
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