ニッポンの社長、ロングコートダディの優勝に触発「もう1回勝ちたいって…」【キングオブコント ファイナリストインタビュー】

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2026年10月12日 16:00  オリコンニュース

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ニッポンの社長(C)TBS
 コント日本一を決める求人ボックス presents『キングオブコント2026』が17日午後6時からTBS系で生放送される。相性はいいよね、蛙亭、元祖いちごちゃん、ザ・マミィ、ジェラードン、ダウ90000、ななまがり、ニッポンの社長、や団、ヤッホイと敗者復活戦を勝ち抜いた1組が、3445組の頂点を目指すが、オリコンニュースではファイナリスト10組へのインタビューを連載形式で紹介していく。

【集合ショット】豪華芸人がズラリ!2026キングオブコント記者会見の模様

 初決勝は、相性はいいよね、ヤッホイ、ダウ90000の3組。2021年にはトリオでファイナリストとなったジェラードンは、コンビでは初の決勝進出となった。そのほか、2年ぶり6回目となるニッポンの社長、5年連続5回目のや団、3年ぶり3回目となる蛙亭、10年ぶり2回目のななまがり、5年ぶり2回目のザ・マミィ、2年連続2回目の元祖いちごちゃんと、バラエティー豊かな顔ぶれになった。

 ファイナリストの発表と合わせて、惜しくも決勝に勝ち上がることができなかった25組のうち、敗者復活戦に進む上位10組も発表。決勝進出の1枠をかけた、歴史的な1回目の敗者復活戦に挑む10組は、江戸川ジャンクジャンク、オフローズ、cacao、喫茶ムーン、しずる、生姜猫、スパイシーガーリック、そいつどいつ、ネルソンズ、破壊ありがとう(※50音順)となった。大会史上初の開催となる敗者復活戦。『キングオブコント』に新風を巻き起こすのは一体誰だ。

 同大会は2008年から毎年行われ、今年で19回目。プロアマ問わず、芸歴制限なく出場可能で、歴代キングはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライス、かまいたち、ハナコ、どぶろっく、ジャルジャル、空気階段、ビスケットブラザーズ、サルゴリラ、ラブレターズ、ロングコートダディが名を連ねている。

■ニッポンの社長(辻クラシック、ケツ)

――ファイナリストとしての改めての感想、意気込み

【辻クラシック】(決勝進出者の発表時)山里(亮太)さんが「1組目、〇〇」みたいな形で、ずっと呼んでいきはったんですけど、「8組目」って言いはって。その時「えっ、もう8?」ってなったんですけど。山里さんが「すみません、飛ばしてました!7組目、発表します」って訂正されていて。なんか、1機復活したみたいな感覚になったんですけど、その7組目が僕らで、飛ばされたのが僕らだったんです(笑)。よかったなーっていうのと、この何分間の緊張返してくれっていう気持ちでした(笑)。あれ、早く呼ばれたいんですよね。蛙亭とか呼ばれて、ホンマは「おめでとう!」って拍手したいけど、自分らのことあるから、ヤバいヤバいっていう気持ちになっていたので。今までもこれからも絶対ないんですけど、その時だけは山里さんにちょっとだけイラッとしました(笑)。ホンマにめっちゃうれしかったです。

【ケツ】そこは僕も思って。飛ばされたことに気づいてなかったんで、思った以上に早く時間が進んでいるぞと焦って。結果的に呼ばれたんでよかったですけど、自分のエントリー番号もよく覚えてないから、名前呼ばれるまで安心できないから、あの時間はすっごい体に悪いです(笑)。

【辻クラシック】僕らだけやと思うんです。6回とも、初回と同じぐらいの喜び方をしているのは。うわさでは、や団さんがラストイヤーと聞いているので、僕らが優勝して、2組抜けたいと思います(笑)。

【ケツ】ゲン担ぎで、見取り図のリリーさんに買ってもらったスケスケのパーカーを着て、いつも決勝に行けているので、僕も優勝して、誰かにそれを授けたいなって(笑)。もちろん、何より自分自身のために(ファイナリスト発表時に)呼ばれるあの苦しさはもう十分なので。

――何回いってもホッとする?

【辻クラシック】うれしいが勝ちますね。(ファイナリスト発表時に)呼ばれずに、あのまま帰るのが…。昔、2回くらいあったんですけど、そこから大阪に帰るのが地獄すぎて。1年間を否定されたような感じだったので。「このまま家帰るの?」っていう世界線を考えると、ちょっと吐きそうになります。ファイナリストに呼ばれたら、こうやって(取材などで)夜中まで活動できるという。この日が一番うれしいかもしれない(笑)。デスゲームみたいに「よっしゃ次いける!」っていう。

【ケツ】僕も同じ気持ちです。このまま、朝まででも僕はいける。楽屋でカレーを食べたんですけど、めっちゃおいしかったです。

――この1年間のネタ作りなどはいかがでしたか?

【辻クラシック】いつもはなんも気にせず好きなことをやる単独ライブが1年に1回あるんですけど、今年は『キングオブコント』に出ると決めていたので、ちょっと意識していましたね。「これ『キングオブコント』でやらへんから意味ない」みたいなことを考えたり。『キングオブコント』に使えるかもしれないネタをやっていましたね。

――準決勝2日間の手応え?

【辻クラシック】(笑いが)ほしいところで「きた!」ってなって。けっこうおっさんの笑い声が目立っていたので、それを信用してました(笑)。同世代の男の人が手を叩いてくれているのがわかったので、そこはよしよしっていう感じでしたね。ほかの人もウケていましたけど、違うタイプの笑いかなっていうか。だから、頼むっていう気持ちでした。

【ケツ】ひょっとしたら「(ダブルインパクト王者にもなったから)もうええって」という感じも0じゃなかったのかなと思ったのですが、そこはフラットに見てくれましたし、自分たちのペースでネタもできたから、後悔はなかったですね。ここでも優勝して、2冠ってなるのがかっこいいなって思うんで、それをモチベーションにやりたいですね。

――ファイナリストの顔ぶれについて

【辻クラシック】3年目の子もいたり、決勝に一緒にいったことがある人もいますし。でも、ダウとか、ヤッホイとか、すごい次の世代が押し寄せてきているなとは思います。もっと、次の世代ばっかりになったらやばいなと思っていたんです。それぐらい、みんな準決勝でウケていたので。そうなる前に、というか今年僕らが優勝して、や団も抜ける(笑)。次の世代に託すということですね。今年も、めっちゃおもろそうなメンツやなと思いました。記者会見とか、その後に写真も撮ったりしたんですけど、まだ準決勝かなって思うぐらい人数多かったですね(笑)。15組ぐらいおる感じです(笑)。ここに敗者復活入りますもんね。それが今年、どうなるかっていう感じです。

【ケツ】新旧が入れ替わっている瞬間の年になっている感じが、バランス的に見て思います。僕が視聴者やったら、めっちゃワクワクする大会になっているかなって。でも、こっちからしたら、敗者復活もあって、読めなさすぎて。審査員さんも増えるし、今年はいろんな要素が入りすぎているから。

【辻クラシック】『キングオブコント』あるあるっていうか、今回は(ファイナリストの年齢が)20代が2組。ひどい時、35歳ぐらいが最年少やった時もあるので(笑)。若い人がいて、盛り上がりそうやなって(笑)。

【ケツ】たしかに、こう見ると、や団さんおっさんやな(笑)。

――『キングオブコント』から1回離れてみたのはよかった?

【辻クラシック】めっちゃ楽でした。「楽してもうてる」って思いました。今年挑戦して思いましたね。こんなしんどかったんやって。だから「戻ってきてもうた」って感じで、マジ地獄でした(笑)。メンタルが。

【ケツ】去年、『ダブルインパクト』優勝したのがうれしかったんですけど、同じぐらいロングさん(ロングコートダディ)に勝てたのもうれしくて。でも、そのロングさんが『キングオブコント』サラッと優勝しはって。それでもう1回『キングオブコント』勝ちたいなっていう気持ちが高まった感じはありました。本当に2人に勝てたことになるのはやっぱりKOC優勝だと思うので、こっちでも王者になりたいという気持ちはより高まりました。

――賞金の使い道

【辻クラシック】去年『ダブルインパクト』優勝した時に、iDeCoとかNISAとか、いろいろやったんです。それをやっていたら、ホンマに(賞金が)なくなった。いろんな請求とかがいきなり…けっこう高い買い物した月にきたりして、今お金借りているんです(笑)。だから、それを返すっていう。使えないところにお金があるっていう(笑)。今、マイナスになっているので、黒字になりたいです(笑)。黒字になって、使える金がほしいです。あと、ずっと探していた絶滅危惧種のリクガメが、北海道で見つかって。165万円するんです。ずっとチェックしていて、業者の人とも電話をしたりしているんですけど、いつ売れるかわからない。でも、今はマイナスやから買えないんですよ。だから、マイナスを返して買ったらちょうどぐらいです(笑)。

【ケツ】去年、結婚して、新婚旅行でハワイに行ったんですけど、僕の不手際で、ハワイおる間に24回ケンカしてしまった。奥さん的に満足いく新婚旅行にならなかったんです。僕が全面的に悪いんです。だから、もう1回リベンジしたい。行き先は向こうの要望に合わせたいと思うんですけど。

【ニッポンの社長】
辻クラシックとケツによるお笑いコンビ、2013年に結成。『M-1グランプリ』は、2015年、18年、20年、23年に準決勝進出、『キングオブコント』は2020年から5年連続で決勝進出を果たしており、2020年に5位、21年に4位、22年に10位、23年に3位、24年に7位という成績を残した。2021年に「NHK新人お笑い大賞」優勝、22年「第57回上方漫才大賞新人賞」受賞、25年「ダブルインパクト2025」優勝といった受賞歴を誇る。

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