17位完走のペレス「前のマシンと戦うには1秒から1.5秒足りない」と指摘。キャデラック勢はペース不足に苦しむ

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2026年10月13日 13:00  AUTOSPORT web

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2026年F1第17戦シンガポールGP セルジオ・ペレス(キャデラック)
 2026年F1第17戦シンガポールGPの決勝がマリーナベイ市街地サーキットで行われ、キャデラックF1チームのセルジオ・ペレスは17位、バルテリ・ボッタスは19位でフィニッシュした。

 17番グリッドからソフトタイヤでスタートしたペレスは、第1スティントで力強い走りを見せた。ランス・ストロール(アストンマーティン)の前を走る場面もあったが、上位勢とのペース差は大きく、ポイント圏に迫ることはできなかった。ペレスは2ストップ戦略を採り、ソフトタイヤからミディアムタイヤへ交換した後、再びソフトを装着。終盤にはアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がリタイアしたことでひとつ順位を上げ、スタート時と同じ17位でチェッカーを受けた。

 一方、18番グリッドのボッタスはミディアムタイヤでスタートしたが、第1スティントでは想定していたパフォーマンスを得られず、集団から離される展開となった。ブレーキへの負担が大きく、グリップも不足する厳しいレースとなり、その後ソフトタイヤに交換したものの、19位でフィニッシュした。

 キャデラックにとって初めてのシンガポールGPは、2台ともポイント圏外に終わった。それでも、両車がチェッカーを受けたことで、チームは今後に向けた貴重なデータを収集することができた。チーム代表のマルチン・ブコウスキーは、3連戦の最後のレースとなったシンガポールGPについて、週末を通してアクシデントやクラッシュがあり、難しい戦いだったと振り返った。

「厳しい3連戦の締めくくりとなり、シンガポールでも難しい週末だった。2台とも完走できたことはよかったが、ポイント獲得の可能性を残すためには、もう少しリタイアやアクシデントが発生することを期待していた。ただ、今回はそういう展開にはならなかった」

 ペレスについては、ソフトタイヤで走った第1スティントのペースを評価。戦略面でも順位を上げる機会を探ったものの、マシンのペース不足を補うには至らなかったという。

「チェコはソフトタイヤでの第1スティントで非常に力強い走りを見せた。他車と争いながら、戦略を工夫してポジションを上げようとしたが、ペース不足を補うには十分ではなかった」

「バルテリはミディアムでスタートしたが、想定していたよりもペースが悪く、集団から離されてしまった。それでも2台とも完走できたことはポジティブに受け止め、まもなく始まる次の3連戦に向けて前進していきたい」

 次戦は10月23〜25日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるアメリカGP。キャデラックにとって今季2度目のホームレースとなり、北米での新たな3連戦が始まる。

■セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)決勝=17位(60周/62周)17番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト

「今の僕たちは、チームの基盤という点ではとてもいい状態にあると思う。レース運営もしっかりしているし、チームは本当にいい仕事をしてくれている。そこは満足していい部分だ」

「ただ、前のマシンと戦えるようになるには、まだ1周あたり1秒から1.5秒ほど足りない。今、本当に必要なのは、もっと競争力のあるマシンだと思う。それ以外の部分は期待どおりに進歩しているし、チームとして必ずそこにたどり着けると信じている」

「次のオースティンとメキシコが本当に楽しみだ。どちらも僕たちにとってホームレースで、オースティンはチームにとって、メキシコは僕自身にとって特別な一戦になる。地元のファンの前で走り、グランプリ出走300戦を迎えるんだからね。とても特別な週末になると思う」

■バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)決勝=19位(59周/62周)18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト

「2台とも完走できたのはよかった。最近はそれが当たり前ではなかったから、ポジティブに受け止めたい」

「ミディアムタイヤでスタートしたけれど、第1スティントでは期待していたほどのパフォーマンスを得られず、順位を落とすことになった。全体的にペースが足りていないし、特に決勝での速さが不足している。そこが僕たちの弱点で、何が原因なのか調べているところだ」

「大きなアップデートを投入していないことはわかっているし、魔法のような解決策があるわけでもない。これからも将来に向けた取り組み、特に来年のマシンに集中していく必要がある」

[オートスポーツweb 2026年10月13日]

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