TCRワールドツアー ビジャレアルのレース1の様子 FIA国際自動車連盟は、将来のトップレベルのツーリングカーレースのレギュレーション策定に役立てるため、世界中のファンから意見を募る『グローバル・ファン・アンケート』を10月12日からスタートさせた。FIAは「ファンが自身の考えを共有することで、ツーリングカーレースの未来を形づくる一翼を担う」としている。
このグローバル・ファン・アンケートは、次世代のツーリングカーレースのレギュレーションのあり方について、世界中の意見を募り、ツーリングカーレースの未来をともに築き上げるためのものだ。
四輪モータースポーツの中でも根強いファンがおり、長い歴史をもつツーリングカーレースは、その時々でレギュレーションが変化しており、グループA、さらに近年ではWTCC世界ツーリングカー選手権で使用されたスーパー2000、TC1といった規定を経て、現在はカスタマーレーシングカーであるTCRが主流となっている。
FIAは「目指す新しいクラスは、コスト効率に優れつつ、時代のニーズに即したものであり、観客を魅了する迫力あるルックス、ドライバーの腕が試されるドライビングの難度、そして接近戦が展開できる性能を兼ね備えた車両によるレース」であるとした。
この新しいクラスの制定に向けたプラットフォームの検討にあたり、FIAは「この調査が外観や性能、レース展開まで、ファンが未来のツーリングカーレースにどんな特徴を求めているのかを把握する助けにするという。また、ツーリングカーレースの魅力やレース形式などの意見も共有することができる。
グローバル・ファン・アンケートは、TCFanSurvey.comで行われており、複数の質問に対して回答するかたちとなる。アンケートは10月25日までの予定で、FIAはあらゆる地域やバックグラウンドをもつファンの参加を広く呼びかけている。翻訳ソフト等を使えば、日本語でも比較的簡単に回答もできる。
「FIAは現在、次世代のツーリングカーのあり方について検討を始めており、その一環としてファンの皆さんからの意見を求めている。将来のマシンが時代に即した魅力的なものであるために意見が役に立つはずだ」とFIAツーリングカーコミッションのアラン・ゴウはコメントした。
「何より重要なのは、コスト管理を徹底しながら、素晴らしいツーリングカーレースの代名詞と言える、エキサイティングな接近戦を維持、あるいはさらに発展させることだ」
[オートスポーツweb 2026年10月13日]