
ナインティナインの矢部浩之(54)が10月8日、パーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)を同月29日の放送をもって卒業することを生放送で報告した。
同日の放送で、矢部は降板の理由について、かねてから一人でラジオをやってみたいという思いがあったと説明。‘10年に岡村隆史(56)が体調不良で休養した際、代わりに一人でパーソナリティを務めた経験を振り返り、「岡村さんが戻ってくる前提だったからこそ、意外と楽しくて新鮮だった」と明かした。
これを聞いた岡村は「ちょっと軽くショックですけどね」と反応。長年、二人で番組を続けてきただけに、相方の思いを初めて聞かされたような驚きもあったようだ。
リスナーからは、二人の掛け合いが聞けなくなることを惜しむ声が相次いでいる。その一方、古参リスナーからは別の声も出ていたという。“番組のマンネリ化”を指摘する声だ。
「30年以上続く長寿番組だけに、どうしてもマンネリ化してしまうのも仕方ないですよね。《お決まりの流れがあるからこそ安心して聴ける》《何気ないトークをゆるく楽しむのが醍醐味》といった肯定派の声がある一方で、《トークテーマが毎回似たり寄ったり》《惰性で聴いているが、全盛期に比べて熱量が落ちたように感じる》といった新鮮さの欠如を指摘する声もあるようです」(芸能ライター)
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パーソナリティの岡村自身も過去のインタビューでこう語っていた。
「究極のマンネリというか、変わらないでいるほうがいいと思ってやっています」(『AERA』2017年10月30日号)
だが、矢部の考えは少し違っていたようだ。あるラジオ関係者は、矢部が周囲に垣間見せていた“ホンネ”を耳にしたという。
「以前、矢部さんが気心の知れた人たちに番組の感想を尋ねていたことがあったんです。そこで一人が『ゲストのいる回は面白いんですけど、二人だけの回は盛り上がりませんね』と率直な感想を述べたところ、矢部さんはいつものクールな感じで『そうなんよなあ…』とやんわり同意するような受け答えをしていましたね」
もっとも、矢部が番組を離れる決断をしたのは、単純に面白くなくなったからということではないだろう。長年続けてきた番組を離れるのは、簡単な決断ではなかったはずだ。
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「矢部さんはラジオが嫌になったわけではないようなので、住み慣れた環境から一歩踏み出したいという前向きな気持ちでの卒業なのでしょう。
お笑いコンビがそれぞれピンで別々のレギュラー番組を持つというのは、テレビでは多く見られますが、ラジオではまだ珍しい試みです。長年番組を支えてきたハガキ職人たちがどちらの番組に投稿するのか、番組を通じた二人のやり取りが見られるのかなど、いまからワクワクしますね」(前出・芸能ライター)
11月5日からは岡村が1人で『岡村隆史のオールナイトニッポン』を継続し、矢部は12月から単独の新ラジオ番組をスタートさせる。二人の新たなスタートに注目だ。
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