2026年F1第16戦バーレーンGP(マレーシア開催) 今季初優勝を挙げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とローラン・メキース代表 レッドブル社は、10月14日、レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表であるローラン・メキースとの契約を2031年まで延長すると発表した。レッドブル社の株主であるマーク・マテシッツが、ミルトンキーンズで行われたチームの報告会の場で明らかにした。レッドブルとマックス・フェルスタッペンは、バーレーンGP(マレーシア開催)でチームにとって今季初勝利を達成、続くシンガポールGPでも優勝、直近の2戦で連勝した。
レッドブルは、8月にはフェルスタッペンとの契約を2030年末まで延長したことを発表、9月にはアイザック・ハジャーとの契約を2027年に向けて延長したことを明らかにした。チームは、ドライバーふたりとの契約更新に続きメキースとの契約を延長したことは、「2027年シーズンに向けた主要スタッフの獲得と併せ、チームが成功を続けるための長期的な基盤をいっそう強固なものとする」と述べている。
メキースは、長くレッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表を務めたクリスチャン・ホーナーに代わり、2025年7月にCEO兼チーム代表に就任した。F1で20年以上の経験を持つメキースは、ミナルディ、トロロッソ、国際自動車連盟FIA、フェラーリで要職を歴任した後、2024年にレーシングブルズのチーム代表としてレッドブル・ファミリーに復帰。翌年からレッドブル・レーシングを率いる役割を担っている。
レッドブルは、メキース体制の下で、2025年シーズン後半に目覚ましい巻き返しを見せ、最終的にフェルスタッペンはチャンピオンのランド・ノリス(マクラーレン)に2点差のところまで追い上げた。
2026年の新規則下では初めて自社製パワーユニット(PU)で参戦。シーズン前半は苦戦したレッドブルだが、次第に挽回し、レッドブル・フォード・パワートレインズにとってはわずか16戦目での初勝利を成し遂げた。
レッドブルの株主であるチャルーム・ユーウィッタヤーとマーク・マテシッツは、今回の発表に際し、次のようにコメントした。
「レッドブルの強さは、常に人にある。才能ある個人が力を合わせて並外れた成果を達成できる環境を作ることにある。ローランは、チームを重要な変革期へと導くうえで極めて重要な役割を果たしてきた。その一方で、チームの競争心と我々を特徴づけるレッドブルの原則を維持してきた」
「今回の契約延長は、彼のリーダーシップに対する我々の信頼と、チームの長期的なビジョンに対する共通の信念の表れである。我々は今後の展開に大きな野心を抱いており、これまでの勢いをさらに発展させるため、今後も一丸となって取り組んでいく」
レッドブルのコーポレート・プロジェクツ&インベストメンツ担当CEOであるオリバー・ミンツラフは、「リーダーシップの継続性は持続的な成功に欠かせない要素であり、ローランが私たちの旅路の次の章でもチームを率い続けてくれることを、うれしく思う」と述べた。
CEO兼チーム代表メキースは、今回の契約延長について、次のようにコメントしている。
「オラクル・レッドブル・レーシングとともにこの旅を続けられることを、心から誇りに思う。このプロジェクトに寄せてくれた信頼に対し、チャルーム、マーク、オリバー、チーム全員、そして関わるすべての人々に感謝したい」
「このチームを特別なものにしているのは、全員が同じ目標を追い求め、一丸となって取り組む姿勢だ。これほど才能にあふれ、献身的な集団と毎日ともに働けることを光栄に思っている。(レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターを務める)ピエール・ワシェ率いるチームと(レッドブル・パワートレインズのテクニカルディレクターを務める)ベン・ホジキンソン率いるチームが我々の未来を形づくるうえで中心的な役割を担うなか、今後に向けた強固な基盤が整っている。そして、これはまだ始まりにすぎないと心から信じている」
「この先も、我々を定義づける原則、すなわち自由な発想を持ち、迅速に行動し、大胆な決断を下すという原則を貫いていく」
[オートスポーツweb 2026年10月15日]