「1189円 万引き容疑」の我が家・杉山裕之、月収600万→2万の悲しさ。なぜかトリオ芸人の不祥事が相次ぐ

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2026年10月15日 15:51  女子SPA!

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パチンコ店で仕事する杉山裕之さん(2025年7月13日の本人Xより)
10月14日、お笑いトリオ「我が家」の杉山裕之さん(49)が、窃盗の疑いで書類送検されたことが報じられました。

かつては「言わせねーよ!」のツッコミで一世を風靡し、人気バラエティ番組に引っ張りだこだった我が家。しかし、ここ数年はメンバーそれぞれの活動に大きな差が生まれ、トリオとしての仕事も減少していました。

最近では、ジャングルポケットや四千頭身など、人気トリオのメンバーによる不祥事も相次いでいます。お笑い界で存在感を増すトリオ芸人ですが、3人で活動することにはコンビとは異なる難しさもあるようです。

◆1189円の万引き疑い 「収入が少なくなって不安に」

報道によると、杉山さんは9月15日、東京都目黒区のスーパーにてセルフレジで商品のバーコードを読み取らずにウインナーや冷凍食品など7点、計1189円相当の商品を袋に入れて万引きした疑いが持たれています。

警察の調べに対し、杉山さんは容疑を認め、「収入が少なくなって不安な気持ちがよぎり、少しでも所持金を残したかった」と説明したと報じられています。

我が家といえば、2000年代後半から2010年代にかけて『爆笑レッドカーペット』、『爆笑レッドシアター』(ともにフジテレビ系)などで活躍した人気トリオ。坪倉由幸さん、谷田部俊さん、杉山さんがボケとツッコミを入れ替える独特のネタで人気を集めました。

◆3年前には「月収2万円で1円パチンコに通う日々」

ところが、ブレイクから十数年が経過した現在、3人そろってテレビに出演する機会は激減。

2023年配信の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(ABEMA)には3人が登場し、全盛期の最高月収が坪倉さんと杉山さんは600万円、谷田部さんは300万円だったと話しました。ところが、2023年当時の月収は、俳優業などでも活躍する坪倉さんが約100万円、杉山さんと谷田部さんの芸能収入はなんと約2万円とのこと。

谷田部さんは居酒屋バイト、杉山さんは週5日「1円パチンコで時間稼ぎしてます」と話していました。

2023年時点で、月収に約50倍もの差が生じていた我が家。テレビ的には面白い内容でしたが、本人にとっては切実だったでしょう。

◆酒癖の悪さで解散危機、今年夏には入院

我が家は以前から、メンバー間の関係悪化がたびたび話題になっていました。

2019年放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、坪倉さんが杉山さんの酒癖の悪さについて告白。後輩芸人への説教や、酒席で坪倉さんに手を上げたというエピソードも明かされました。

坪倉さんは杉山さんに「禁酒か脱退か」の選択を迫りましたが、最終的には外で飲む酒を3杯までに制限することで決着。解散寸前だったトリオの関係が浮き彫りになりました。

また2025年放送の『相席食堂』(朝日放送テレビ)でも、我が家は約8年ぶりに3人そろってロケに参加したものの、谷田部さんは「今は我が家のバランスが良くない」と語り、坪倉さんもほかの2人に「もうちょっと、いろんなことに意欲的になってほしい」と訴えるなど、関係の難しさがうかがえました。

さらに今年7月末、杉山さんは体調不良で入院。手足のしびれや、体に力が入らない症状に見舞われ、検査の結果「低カリウム性ミオパチー」と診断されました。8月5日には退院を報告し、8月14日には仕事にも復帰。

今回の事件は、仕事復帰してわずか1ヶ月後なだけに、SNS等では杉山さんへの厳しい叱責や落胆、トリオで頑張ろうとしていた坪倉さんと谷田部さんへの同情の声が集まっています。

大幅な収入減、メンバーとの関係悪化、そして病気と、杉山さんが困難に直面していたことは明らかです。

今後、杉山さんが起訴されるのかはわかりませんが、トリオでの復帰は非常に厳しくなってしまいました。

◆ジャンポケ斉藤、四千頭身・都築…トリオ芸人の不祥事

杉山さんに限らず、最近、トリオ芸人のメンバーが問題を起こすケースが相次いでいます。ジャングルポケットの斉藤慎二被告は2024年に起こした不同意性交等罪で、2026年に懲役7年を求刑され、11月に判決が出ます。現在、ジャングルポケットは、太田博久さんとおたけさんの2人体制で活動を続けています。

また、今年8月には四千頭身の都築拓紀さんが、6月にイベント会場で女性に痴漢をしたとする東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されたことが報じられました。所属事務所は都築さんを謹慎処分とし、当面は残った2人で活動することになりました。

そして今回の杉山さんの書類送検。人気トリオのメンバーによる不祥事が続いているように映ります。

もっとも、これらはそれぞれ内容も経緯も異なる事件です。トリオ芸人だから不祥事を起こしやすいという統計的な根拠はありません。

◆そもそもトリオ芸人が増えている

そもそもお笑い界では近年、トリオの存在感が増しています。

10月17日に決勝が開催される『キングオブコント2026』(TBS系)では、準決勝に進出した35組のうち、ネルソンズ、GAG、cacao、や団、オフローズなど、10組以上がトリオでした。今やトリオ芸人は決して珍しくなく、コント界に確固たる存在感を示しています。

ネプチューンやロバート、東京03など、3人それぞれの個性を生かして成功した先輩たちの存在もあり、トリオは今やお笑い界の有力な選択肢になっています。しかし、トリオ芸人の増加によって、3人ならではの問題も浮き彫りになっているのではないでしょうか。

◆全員売れ続けるのは、コンビ以上に難しい

トリオの魅力は、3人の個性を組み合わせることで、コンビ以上に多彩な笑いを生み出せる点。またアイドルグループのように、メンバーごとに異なるファンがつき、グループ全体の人気を押し上げる可能性もあります。

ネプチューンやロバートは、メンバーそれぞれが異なる分野で存在感を発揮してきた成功例と言えます。しかし、2人でも難しい「視聴者に名前と顔を覚えてもらう」という売れっ子の証明を、3人全員で果たすことは簡単ではありません。

番組の企画でもまずは1人に焦点を当てがちで、残る2人との間に知名度や仕事量の差が生じることもあります。そして、2人でも難しい「方向性の一致」や「仲の良さ」を維持し続けるのも、3人だと難度が跳ね上がるでしょう。

また、報酬の配分方法は事務所や契約によって異なるものの、仮に同じ出演料を均等に分配するなら、1人当たりの取り分はコンビなら半分、トリオでは3分の1になります。

◆事件は杉山個人の問題ではあるけれど…

さらに、個人で売れたメンバーとそうでないメンバーの間で、仕事への意欲や方向に違いが生まれる可能性もあります。実際に、4年連続でキングオブコントの決勝進出を果たしたGAG(ジーエージー)は、2024年にひろゆきさんが脱退。ジェラードンも、体調不良を理由に2025年に海野裕二さんが脱退。2026年にはトンツカタンが解散。

各トリオの事情は異なり、人気格差だけが原因とはいえません。ただ、我が家も、坪倉さんが俳優として活躍する一方、トリオとしての活動は激減し、各自のキャリアが異なる方向へ進んだ例といえるでしょう。

今回の杉山さんの事件は、あくまで本人の問題です。ただ、我が家の歩みを振り返ると、ピークを過ぎた芸人がどのように仕事を維持し、他2人のメンバーとの関係を築いていくのかという、トリオ芸人ならではの難しい現実も見えてくるのではないでしょうか。

<文/エタノール純子>

【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中

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