そして沢田研二の「TOKIO」では、パラシュートを背負い空中遊泳を披露。また、本編最後はレディ・ガガの「Born This Way」を、東京オリンピックが決定したことで元気を取り戻した90歳のガガじいさん、その名もジジイ・ガガとなって歌い、そこから三波春夫がかつて歌った東京オリンピックのテーマソング「東京五輪音頭」にメドレーでつながるという大盛り上がりで締めくくった。
続けて今回のひとり紅白歌合戦とAct Against AIDSに対する桑田からのメッセージが場内に響き渡った後、再びメンバーとともにステージに登場。アンコールでは「アンパンマンのマーチ」と「愛のさざなみ」を歌い、今年亡くなったやなせたかしさん、島倉千代子さんを悼み、美空ひばりの「川の流れのように」では小林幸子張りの巨大衣装をまとうなどアンコールもボリュームたっぷり。極上の音楽に極上のエンタメ要素がたっぷりと詰め込まれた、あまりにも濃密な約4時間にもおよぶステージが繰り広げられた。