新加入のターラブト「ミランはモロッコのバロテッリも手にした」

日本代表MF本田圭佑の所属するミランは5日、QPR（クイーンズ・パーク・レンジャーズ）からレンタル移籍で加入したモロッコ代表MFアデル・ターラブトの入団会見を開催。ターラブトが新天地での抱負を語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

　背番号が「23」に決まったターラブトは、｢ミランはイタリアのバロテッリだけでなく､モロッコのバロテッリも手にした｡『僕には才能があり､以前からビッグクラブに行けたはずだ』と、皆が言っていた｡数年前には、パリSGへ移籍する可能性があったが､QPRが放出を望まなかったんだ」と、コメント。「そして今、ミランに来た｡自分の価値がどれほどのものなのかを示す機会になることを願っている」と、新天地での抱負を語った。

　また、ターラブトは、「マルセイユで育ったから、僕のアイドルはジネディーヌ・ジダンだ」と、明かしたうえで、「（クラレンス・セードルフ）監督が望むポジションでプレーしたい。ストライカーの近くでも、右サイドでも、左サイドでも。2トップの下でもね」と、コメントした。。

　ターラブトは今シーズン、QPRからフルアムへレンタル移籍し、リーグ戦12試合（先発7試合）に出場。ミランへの移籍は、今シーズン終了時までのレンタル移籍で、シーズン終了後の買い取りオプションが付く形となっている。