限定公開( 2405 )
今年は、世界中で愛されている”ムーミン”の原作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年の年。それで今、ムーミンがかつてないほど注目を集めています!
全国各地で素敵な原画が見られる「MOOMIN!ムーミン展」が開催されていて、さらに2015年2月には長編映画の公開まで決まっています。
また、一人で来店するとムーミンのぬいぐるみが相手をしてくれる『ムーミンカフェ』も大人気。このカフェの対応が「神」だとソーシャルメディアで拡散されて、大変な話題になったことも記憶に新しいところです。
かわいいムーミンと一緒なら、一人の食事が一気に寂しくなくなりますよね! しかし、実は『ムーミンカフェ』よりもっとムーミンの世界観にどっぷり浸れる場所が国内にあるのです!
■ファンにはたまらない『あけぼの子どもの森公園』の魅力5つ
|
|
それは、ムーミンの家やスナフキンが釣りをしていた桟橋、川などが園内にある、埼玉県飯能市の『あけぼの子どもの森公園』。
とにかくムーミン谷の再現度が半端ない公園で、足を踏み入れるとその瞬間ムーミンの世界に入り込んだような気分になるのです! この公園のムーミン谷らしさを作っているのは、以下の5つ。
(1)ムーミン屋敷
まず、公園に入って1番最初に目に入ってくるのが”ムーミン屋敷”。中に入ることができます。土足厳禁で靴を脱いでから入るため、歩けない小さい子どもも安心です。
中は、ちょっとした秘密基地のようになっています。例えば、キッチンのシンクの裏に行けるようになっていたり、引き出しが開いたり、小さい椅子に座ってみたり。
|
|
たくさんのしかけを探しながら歩くのが、面白いのです!
螺旋階段を登って2階に行くと、トンネルや梯子を登るところなどがあり、またテンションが上がります。しかもこの階にある暖炉からは、顔を出すこともできるんです!
また、窓も本物なので、ちゃんと開けて外の景色を見ることが可能。そのため、本当にムーミン屋敷に住んでいるような気分になると思います。
小さく見えますが、実はこのムーミン屋敷は地上3階・地下1階の構造です。何だか魔法の家のような感じで、大人の女性でも未知の世界を冒険をしている感覚になりますよ!
(2)水浴び小屋
|
|
もう少し行くと、スナフキンがいそうな”水浴び小屋”があります。三角屋根の小屋なんて、まさにムーミン谷だと思いませんか?
思わずスナフキンを探してしまいそうになる小屋なんですよね。小屋には仕掛けはありませんが、周囲の池がとくにいいです。鯉が泳いでいるので、この池を眺めているだけでも癒されてしまいます。
(3)子ども劇場
さらに進むと見える”子ども劇場”は、木造のホール。普通、劇場は直線でカッチリしていますが、この劇場はグニャグニャ曲線がいっぱい。見れば見るほど、奇妙な感覚になります。
(4)森の家
ムーミン屋敷以外の家がもうひとつあります。それは2階が図書館になっている、”森の家”です。
ムーミンの絵本はもちろん、作者のトーベ・ヤンソンやムーミンの歴史パネルなどの展示もあるので、夢中になって見てしまうこと間違いなし!
絵本の内容と外の景色を見比べてみると、再現クオリティの高さに驚くはずですよ。
(5)森の中
あと、ムーミン谷っぽくできている森もたまりません。
道にはウッドチップが敷かれていて、足元はフッカフカ! 立ち止まっているだけでも気分がいいのですが、トンネルになっている見晴らし橋やデッキウォークなどの散歩も楽しいです。
また、秋はどんぐりがたくさん落ちているので、どんぐり拾いの楽しみもできちゃいますよ!
■『あけぼの子どもの森公園』近隣のおすすめスポット2つ
他にも、筆者が『あけぼの子どもの森公園』に行って「いいな」と思ったのが、近くに子ども連れに嬉しい施設があるところ!
(1)オシャレなカフェ『HOTPOT(ホットポット)』
園内には、食事をする施設はありません。レジャーシートやお弁当を持参するのもいいですが、天気が崩れることもありますよね。
そこでオススメなのが、『あけぼの子どもの森公園』から歩いてすぐのところにある『HOTPOT(ホットポット)』。リーズナブルなお値段なのにおいしくて、よかったです。
(2)遊具だらけの『阿須運動公園』
『あけぼの子どもの森公園』は豊かな自然に囲まれていて、子どもが自分で遊びを見つけ楽しむタイプの公園。すべり台やブランコなどの遊具はありません。
それで、中には遊び足りない子どももいると思います。そんな子にピッタリな公園が、『阿須運動公園』。『あけぼの子どもの森公園』の向かい側にあり、名前の通り遊具がいっぱい!
一通りムーミンの世界を楽しんでからこちらで思いっきり遊ぶのも、子どもは喜ぶと思いますよ。
いかがでしたか?
フィンランドに『ムーミンワールド』というテーマパークがありますが、なかなか気軽には行けません。国内でここまでムーミンを堪能できるのは、『あけぼの子どもの森公園』だけです。
しかも『あけぼの子どもの森公園』は入場料も駐車場代も無料! 無料でムーミン谷にワープできるなら、ますます行きたくなってきませんか?
一日中楽しむこともできますし、入間の『コストコ』やアウトレットに行きがてらに足を運ぶ、というのもオススメですよ!
【参考】
※ あけぼの子どもの森公園 − 飯能市役所サイト
※ HOTPOT(ホットポット) − 食べログ
※ 阿須運動公園 − 飯能市役所サイト
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。