【アニメキャラの魅力】クールさと優しさのギャップがたまらない!「水野亜美」の魅力『美少女戦士セーラームーン』

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2014年10月29日 11:20  キャラペディア

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(C)武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション
2014年から新シリーズが放送されている『美少女戦士セーラームーン』。中学生が魔法で美少女戦士に変身し、悪と戦うバトルヒロインストーリーは、90年代に社会現象を巻き起こしました。メインキャラの5戦士は絶大な人気を博していますが、中でも特に高い人気を誇り続けているのが、水色のセーラー服を着たセーラーマーキュリーこと、「水野亜美(みずのあみ)」です。

 90年代当時のアニメ雑誌では、亜美ちゃんが人気キャラランキングの上位にランクインするのが恒例になっていました。穏やかで控えめ、決して目立つ性格ではない彼女が、どうしてこんなに支持されるようになったのでしょうか?今回はその秘密に迫ります!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■頭脳明晰!だけど孤独で謙虚

 全国模試では常にトップクラス。IQ300とも噂される亜美ちゃんは、寡黙で友人も多くありません。中学校内では、尊敬されつつも近寄りがたい人として見られています。医師である母を尊敬し、自分自身も医師を志望している亜美ちゃんは、自分に大変厳しい性格です。月野うさぎが仲良くなろうと色々と遊びを持ちかけても、最初は距離を置きがちでした。それでいて、ゲーセンの格闘ゲームでさえも一発で高得点を出してしまうのですから天才恐るべし。しかし亜美ちゃんは「勉強ぐらいしかとりえがないから」と自分に対しても客観的で謙虚なのです。

■冷静さと優しさのバランスのすごさ

 水星を守護に持つ知性の戦士・セーラーマーキュリーとして覚醒してからの亜美ちゃんは、ポケットコンピューターで戦況を分析し、ブレーンとして活躍します。

 そんな亜美ちゃんに初めて恋の話が浮上するのが旧アニメ第27話です。同級生の浦和くんに初めてテストの成績を抜かされた亜美ちゃん。実はこの浦和くんは以前から亜美ちゃんに片想いをしていたのです。ところが敵に利用され戦いに巻き込まれてしまう浦和くん。亜美ちゃんは、浦和くんを助ける過程で、彼が自分に片想いをしていることを知ってしまいます。しかし、亜美ちゃんは戦士としての立場を決して崩さず、浦和くんとは良い友達として別れるのです。亜美ちゃんが一見冷たく見えるのは、彼女が相手との距離を大切にしているからなのです。

■自己犠牲を厭わない強さ

 旧アニメ第45話の最終決戦、あまりに強い敵の攻撃にセーラージュピターが命を落とします。友人の死に錯乱状態になるセーラームーンの頬を張り飛ばして諌めたのは、他でもないセーラーマーキュリーでした。優しさゆえの厳しさ。亜美ちゃんならではの対応と言えましょう。そして、自分よりも攻撃力のあるヴィーナスとマーズをセーラームーンの護衛につけて逃がし、自ら防壁となるのです。

 しかし、セーラーマーキュリーは頭脳派の戦士であり、決して攻撃力は高くありません。業火に焼かれながら、大切なポケットコンピューターで敵に一矢報いて、セーラーマーキュリーは絶命します。彼女の切ない自己犠牲は当時物議を醸すほどの衝撃シーンでした。

■少しずつ開花する天然キャラ

 一貫して理知的で優しい亜美ちゃんですが、原作でも旧アニメでも、回を追うごとに天然ボケな一面を発揮するようになります。ライバルとの模試でのバトルに我を失ったり、戦い以外の場面でとんちんかんなアドバイスをしたり・・・(本人は大真面目です)。元々天然キャラの月野うさぎとはひと味違った、優等生であるがゆえの面白みを見せてくれるのです。

 「頭が良くて格好良いなあ」と思っているうちに、だんだん細やかな優しさに惹かれ・・・気がつくとどっぷりとはまってしまうのが、亜美ちゃんの魅力です!新作『美少女戦士セーラームーンCrystal』で、亜美ちゃんはどんな表情を見せてくれるでしょうか?楽しみですね!


水野亜美(美少女戦士セーラームーン)の画像や関連記事はこちら


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:水澤奈那子(キャラペディア公式ライター)

(C)武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション

このニュースに関するつぶやき

  • アニメージュのランキングで、亜美ちゃんと蔵馬はすごかったよなー(笑) あのころは本当にアニメってものがすごかった。
    • イイネ!44
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