声優・花澤香菜、ライブツアーをスタート! 初日は自身初の日本武道館

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2015年05月06日 00:12  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

数々のアニメ作品で活躍する声優・花澤香菜が、2015年5月3日(日)、ライブツアー「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」の初日を迎え、自身初となる日本武道館でのライヴを開催した。


本人名義でデビューを果たした2012年から約3年、いつかは立ちたいと思っていた夢のステージである日本武道館。人気声優として多忙な日々を送るかたわら、展開してきた音楽活動において、送り出されてきた8作のシングル、3作のアルバムの作品群は、彼女の声優人気だけに依らず、徹底的にこだわり抜いて産み落とされてきた。そして、作品ごとに急速に成長を遂げ、"アーティスト・花澤香菜"と呼ぶにふさわしい表現力を得た今、その集大成ともいえる日本武道館でのライヴをついに実現させたのである。


開演時間を迎え、G.北川勝利(ROUND TABLE)をバンマスとする「デスティネーションズ」(花澤香菜のバックを務める際のバンド名)、そして初登場となるホーンセクションがそれぞれの位置につき、一曲目「I ♥ NEW DAY !」のイントロを奏でる。アルバム「Blue Avenue」でもオープニングを飾るこの曲、タイトル通り新しい何かが始まる空気が会場を包む。セット中央に組まれた階段に花澤香菜が登場すると大歓声が湧きあがる。衣装は黄色のワンピースに帽子、動物などをモチーフにした手造りの飾りが散りばめられている。バンドが繰り出すミディアムテンポのグル―ヴと彼女の心地よい歌声に呼応する観客。多くのその手にはブルーのサイリウム。本格派の都会的なグルーヴとアニソンの流儀の融合……花澤香菜のライヴだからこその光景、楽しみ方は自由。皆、アルバムを聴き込んできていると見えて、レスポンスもバッチリで、早くも会場に一体感が生まれた。


「ほほ笑みモード」「運命の女神」と立て続けに披露する花澤。「とうとう来ちゃいました武道館!」……緊張よりもライヴを心から楽しんでいる表情が伺える。そして、やくしまるえつこトータルプロデュースの「こきゅうとす」で、武道館全体を<やくしまるえつこ×花澤香菜>の世界へといざなう。


ライヴではお馴じみの「CALL ME EVERYDAY」では、ゴージャス感たっぷりのゴールドのワンピースに衣装チェンジした花澤が「もしもし」とステージに登場。曲中でも"もしもしタイム"で客席と電話で話しているかのような楽しいやりとりを繰り広げる。


「タップダンスの音が聴こえてきたら」では、花澤自らタップダンスに挑戦。また、ジェームス・ブラウンの有名なフレーズ"ゲロッパ"を、花澤が"メロンパン"と言い換えて、バンドとの濃密でファンキーなセッションを始めるなど、さまざまな仕掛けに会場はさらなる盛り上がりをみせる。


「音楽活動を始めて3年、最初は緊張していたけど、今はもうみんなが友達(のような存在)だから大丈夫! あなたたちに支えれています。これからも宜しくお願いします」と深々と一礼して、本編ラストとなる「君がいなくちゃだめなんだ」を歌い上げる花澤。旋律とアレンジの美しさが、この楽しい時間が終わることの切なさを高めていく。そして花澤は、ステージを端から端まで動きながら会場の人すべてにありがとうを伝え、ステージを後にした。


観客からのアンコールの声を受けてステージに登場した花澤は、「しーっ」と鼻に人差し指をあてる素振りをしている。そして、♪せーの♪――その後の一瞬の間に「おおお!?」とどよめく客席。そして♪でもそんなんじゃダメ♪と歌い始めた花澤。そう、TVアニメ『化物語』で花澤自身が演じた千石撫子のキャラソン神曲「恋愛サーキュレーション」だ。長きに渡る封印が解かれた瞬間、客席が堰を切ったようにとてつもない盛り上がりを見せる。多くのファンがこの瞬間を待っていた。祝祭のごとき熱狂が武道館を覆い尽くす。歌詞の通り♪神様ありがとう♪というオーディエンスの感喜の叫びが、この日のライヴで最も大きな歓声となってこだました。


興奮冷めやらぬ中、ライヴ定番曲「Saturday Night Musical」、そして5thシングル「恋する惑星」で残り僅かなこの空間と時間を愛おしむかのように、ステージと客席がより一体感が増していく。最後のMCでは、武道館に至るまでの自らの歩みを振り返りながら、感極まった花澤は号泣。自分を見出してくれたマネージャーと、ここまで応援してくれたファンへの感謝を伝え、会場全体が感動的な雰囲気に包まれる中、ソロデビュー曲である「星空☆ディスティネーション」がスタート。ラストサビ前のキャノン砲は、花澤香菜自身と彼女と歩んできたファンのたくさんの時間への祝砲となった。


ライブが終了し、観客も帰り支度をしていたその瞬間、花澤香菜とバンドが再登場。「もう一曲やっていい?」という花澤のまさかの問いかけに、観客は割れんばかりの拍手で応え、予定外のアンコールとして、オープニングでも披露された「I ♥ NEW DAY !」をふたたび熱唱。花澤香菜初の日本武道館ライヴは大成功の内に幕を閉じた。


○花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue" 日本武道館 - セットリスト



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  • 一度は行きたいのう。ぜひ生声を聴きたい(・◇・)/~~~
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