ユーヴェが12年ぶりの決勝進出…昨季王者レアルの猛攻凌ぎドローに持ち込む

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2015年05月14日 05:40  サッカーキング

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同点弾を決めたモラタ(9番) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグが13日に行なわれ、レアル・マドリードとユヴェントスが対戦した。

 5日に行われたファーストレグを1−2で落としたレアル・マドリードが、本拠地サンティアゴ・ベルナベウにユヴェントスを迎えた一戦。レアル・マドリードは、フランス代表FWカリム・ベンゼマが先発メンバーに復帰し、4−3−3のフォーメーションで決戦に臨む。一方、敵地に乗り込んだユヴェントスは同国代表MFポール・ポグバがスターティングメンバーに名を連ね、4−3−1−2の布陣で決勝進出を目指す。

 試合開始6分、レアル・マドリードは右サイドのダニエル・カルバハルがクロスを送ると、中央のベンゼマがワントラップでDFをかわしてシュート。しかし、ここはゴール左上に外れてしまう。

 続く11分、ペナルティエリア手前左でFKを獲得すると、クリスティアーノ・ロナウドが直接狙う。しかし、ここは壁に当たりわずかにクロスバーの上に外れた。

 さらに攻勢に出るレアル・マドリード。20分、右サイドのガレス・ベイルが強烈なミドルシュートを放ったが、ユヴェントスの守護神ジャンルイジ・ブッフォンが横っ飛びでなんとか弾き出した。

 試合が動いたのは23分。レアル・マドリードが左サイドから攻めこむと、ペナルティエリア内に進入したハメス・ロドリゲスがジョルジョ・キエッリーニに倒されてPKを獲得する。これをC・ロナウドがしっかりとゴール正面に決め、レアル・マドリードが先制に成功する。

 続く40分、右サイドのベイルが逆サイドへロングパスを送ると、これを受けたC・ロナウドがシュートまで持ち込んだが、ボールはサイドネットに当ってしまう。このまま1−0でレアル・マドリードがリードして前半を折り返す。

 後半立ち上がりにチャンスを作ったのはユヴェントス。51分、ペナルティエリア手前でクラウディオ・マルキージオがミドルシュートを放ったが、わずかに左に外れてしまう。

 厳しい戦いが続いていたユヴェントスだが、ワンチャンスをものにする。58分、右サイドでFKを獲得すると、アンドレア・ピルロが蹴ったクロスボールはGKイケル・カシージャスがクリア。しかしこぼれ球をもう一度前線へ送ると、ペナルティエリア左のポグバが頭で落とし、アルバロ・モラタがボレーシュート。これがワンバウンドでゴールネットを揺らし、ユヴェントスが同点に追いついた。

 2試合合計スコアで再びリードを許したレアル・マドリード。62分、左サイドからイスコ、J・ロドリゲス、マルセロと繋ぎ、最後はベイルが左足シュートを放ったが、ボールはポスト左に逸れてしまった。67分、レアル・マドリードはベンゼマを下げてハビエル・エルナンデスを投入する。

 直後の68分、ユヴェントスにビッグチャンス。ペナルティエリア手前でボールを奪うと、アルトゥーロ・ビダルのラストパスに抜けだしたマルキージオがキーパーとの一対一から右足シュート。しかし、ここはカシージャスがスーパーセーブを見せて、窮地を救った。

 79分、ユヴェントスはピルロを下げてアンドレア・バルザーリを投入。3−5−2のフォーメーションで逃げ切りを図る。

 その後もレアル・マドリードが相手ゴールへ迫ったが、スコアは動くことなく1−1のドローに終わった。この結果、2試合合計スコアを3−2としたユヴェントスがレアル・マドリードを振り切り、バルセロナが待つ決勝へと駒を進めた。

 決勝は6月6日にベルリンのオリンピアシュタディオンで開催される。

【スコア】
レアル・マドリード 1−1 (2試合合計:2−3)ユヴェントス

【得点者】
1−0 23分 クリスティアーノ・ロナウド(PK)(レアル・マドリード)
1−1 58分 アルバロ・モラタ(ユヴェントス)


このニュースに関するつぶやき

  • レアル負けちゃったのは残念だけど前ほど熱心なサポじゃないしユーヴェは唯一勝ち残ったイタリア勢だから頑張ってほしい!!→
    • イイネ!3
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