シャビ、別れのスピーチで涙「バルサのことを恋しく思うだろう」

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2015年05月24日 10:10  サッカーキング

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カンプ・ノウで試合後にスピーチを行なったシャビ [写真]=Getty Images
23日に本拠地カンプ・ノウで行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のデポルティーボ戦後に、リーグ優勝セレモニーに加えて、今シーズン限りでの退団を表明したシャビの別れのスピーチも行われた。シャビは20時49分に全選手、全スタッフが見守る中、マイクを持って話した。スペイン紙『アス』が伝えている。

「こんにちは、皆さん。全てありがとう。僕は今日、世界で最も幸せな男であり、17シーズン、ここにいました。家族、妻、友人、そしてここにいる人全てに感謝の気持ちを伝えたいです。あなたたちは熱狂的で、すごいです。何を言われようと、僕たちは世界最高のクラブです。監督が言ったようにシーズンはまだ終わっていませんし、僕たちはあと2つタイトルを勝ち取り、そして6月7日にバルセロナであなたたちといっしょにいたいです」

 ピッチを後にしたシャビは地元テレビ『カナル・プルス』のインタビューでこうコメントしている。

「泣かないことは不可能だった。多くの個人的なことを思い出していた。我慢しようとしたけど、不可能だった。いくつもの感情があり、多くのことを思い出したけど、途方もなく素晴らしかった。これ以上、幸せなことはない。ファンタスティックなキャリアだった」

 シャビは下部組織時代からは24年間、プロとしては17年間過ごした日々を振り返りながら、「そして、まだ残っている。僕たちはリーガを勝ち取り、簡単ではないけど、まだ2つの決勝が残っている。僕は全ていい結果で終わりたい」と、30日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝のアスレティック・ビルバオ戦、6月6日に開催されるチャンピオンズリーグ決勝のユヴェントス戦での勝利を誓った。

 最後は、「今日はとにかく素晴らしく、この感情は繰り返されない。新たな感情を見つけた。バルサが僕を思うよりも、僕がバルサのことを恋しく思うだろう。約25年間このユニフォームを身につけてきたし、見てきた。チームはすごい勢いだった」と語っている。


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