NHK「ドイツ語」腐女子が注目

　今、語学番組『テレビでドイツ語』（NHK Eテレ）が腐女子たちから注目を集めているという。

　腐女子たちが熱視線を送っているのは、『テレビでドイツ語』のVTRでベルリンをめぐりながらドイツ語をレクチャーする2人のドイツ人男性。一人はニクラスという爽やか系スポーツマンタイプのイケメンで、もう一人はベルナルドという細身のおしゃれ系イケメン。この2人のやり取りに対し、ネットでは「BLっぷりがすごい」と話題になっている。

　5月に放送された全3回では、二人がベルリンのソーセージ料理・カリーヴルストといった名物料理を食べながら、料理の注文や会計の際に使うドイツ語をレクチャー。その中で、ニクラスがベルナルドの肩に手を回すなど、やたらと2人の距離感が近い。特に腐女子たちの注目を集めたのは、カフェでケーキを食べていた際のやりとり。「ちょっと味見してもいい？」「ダメ」という会話や、ベルナルドが勝手にニクラスのケーキを食べるといった一幕だ。

　このVTRに腐女子たちの妄想が爆発。ネットでは「ニクラスとベルナルドの関係が怪しすぎて」「男二人組になんだか......ドキドキします」といった声が上がることに。ちなみに公式サイトによると、2人は「やじきたコンビ」と言われているそう。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に登場する"弥次喜多"といえば、同作が江戸のBL小説とも言われており、ネットではさらに妄想をたくましくする腐女子も。

　今回、『テレビでドイツ語』は腐女子からの注目を集めることとなったが、NHKはこの番組に限らず、2011年に『あさイチ』がBL特集を放送、先日も『オトナノベル』がBLを取り上げ、"攻めと受け""カップリング"など、BLを用語を説明し話題になったばかり。