早実の怪物1年生清宮に張本氏「悪い所を削れば大変な選手になる」

16日、『サンデーモーニング』（TBS系）の人気コーナー『週刊 ご意見番』に張本勲氏と掛布雅之氏が生出演。15日の全国高校野球選手権大会3回戦で、甲子園初本塁打を放った早稲田実業の1年清宮幸太郎について言及した。

　高校1年ながら早稲田実業の3番を任される清宮。3回戦の東海大甲府戦では、本塁打を含む3安打5打点の大暴れ。張本氏は7月26日の放送で清宮について「怪物でしょう。だけど手直ししなきゃ。まずグリップが良くない。遊びが多い。あとステップも良くない。これは直さないと」と指摘。

　この日は、「良い所を残して、悪い所を削っていけば大変な選手になっていくと思う」と話した。一方ゲスト出演した掛布氏は「この（大きな）体で右膝がすごく柔らかく使えるんですよ」と解説。「変化球だとか低めのボールに対する対応がすごくうまい」と絶賛した。「これからベスト8になりますと、140キロを超えるストレートのピッチャーが出て来ると思います。インコースの速いボールの対応を彼がどうするかすごく楽しみです」と今後のバッティングを期待した。