限定公開( 27 )
いよいよ公開まであと1カ月ちょっとに迫った、庵野秀明が脚本・総監督、樋口真嗣が監督を務める『シン・ゴジラ』が、新たな場面写真10枚を公開した。長谷川博己、石原さとみらの姿とともに、さすがクレジットに「協力:防衛省・自衛隊」とあるだけに、ゴジラと対峙する戦車、戦闘ヘリを捕らえた写真は格好いいのだが、前回特報が公開されたときと同様(前回記事参照)、ゴジラの造型については賛否両論となっている。
ネット上の意見を見ると、多いのが「手、ちっちゃ!」「なんで、小さく前にならえしてんの?」といった意見。公開されたのが真正面からのビジュアルだったため、余計手が小さく見えた人が多かったようだが、反対にやけにドッシリとして見える下半身には、「安産型」「バランスがめちゃくちゃ」「ボウリングピンみたい」「初代リスペクトで手をちっちゃくしていると思ったけど、下半身見るとそうでもなさそう」と、違和感を覚えるという声も。
中には「ティラノサウルスも腕は小さかった」という恐竜好きと思われる人からの声もあった。ゴジラのモデルになったとされる恐竜にはイグアノドン、ティラノサウルス、ステゴサウルスなどが挙げられるが、ティラノサウルスも今回の『シン・ゴジラ』同様、たしかに手がちっちゃい。
2指しかなく、モノを掴む機能もほとんどなかったであろうが、それでもかなり大きな力を発揮したのでは、と推定されているようだ。『ジュラシック・パーク』シリーズではかっこよく強そうに描かれているティラノサウルスは、まず「強力なプレデター」説があり、その後「スカベンジャー(腐肉食者)」説が有名になったが、現在はまた「凶暴なプレデター」説が有力のようだ。『シン・ゴジラ』も、モデルのティラノサウルス同様、凶暴なプレデターとして暴れまくるシーンを見せてくれるといいのだが……。
6月9日、「東京おもちゃショー」のバンダイブースで行われたイベントでは、樋口監督が『シン・ゴジラ』について「まだ作っております」と語り、ファンを驚かせ、かつビビらせたことも印象に強い。
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公式サイトを見ると、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』を筆頭に、ファミレス「ビッグボーイ」、パルコ、高級寝具で知られる西川リビング、ナンジャタウン、読売ジャイアンツなどなど、多種多様な企業とコラボを果たしている『シン・ゴジラ』。オタク業界のみならず、一般企業をひきつける圧倒的な知名度はさすがだが、その期待に応える作品となるよう、製作スタッフ陣のラストスパートに期待したいものだ。
なお、前回同様「いいからエヴァをはよ」「もう一つのシンのほうは?」などと、『エヴァンゲリヲン新劇場版』に言及する人も多かった。中には「シンエヴァ始まって、来年でもう10年か…」という、思わずつられて涙が出そうになるコメントもあったことを報告しておこう。本当、どうなるんでしょうな(投げやり)。
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