DeNA三浦、24年連続勝利ならず 7回途中10失点、ハマスタで完全燃焼!

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2016年09月29日 21:00  ベースボールキング

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ベースボールキング

大勢のファンを前に、現役最後の力投を見せるDeNA・三浦=横浜スタジアム(C)KYODO NEWS IMAGES
◆ バットでは逆転起点の中前打!

 今季限りで引退するDeNAの三浦大輔が29日、引退登板となったヤクルト25回戦(横浜)に先発し、7回途中10失点で降板した。6−10の状況だったため白星ならず。期待された24年連続勝利とはならなかった。

 三浦は初回に1点を失うと、同点に追いついてもらった直後の2回表には、高卒新人の8番広岡にプロ初打席本塁打となる3ランを左翼席へ運ばれた。

 それでも1−4で迎えた2回裏、DeNAは6番エリアンの6号ソロで2点差に迫ると、さらに二死走者なしから9番三浦が中前打で出塁。さらに1番桑原も中前打で続き一、三塁とすると、2番梶谷が2点二塁打を右翼線へ運び4−4の同点に追いついた。

 さらに3番ロペスが、ヤクルトの2番手・石山から勝ち越しの24号2ランを左翼席へ。この回は三浦から4連打で6−4と試合をひっくり返した。

 勝ち越してもらった三浦だったが、4回にも1点差に迫られたあと、2番川端に2点二塁打を浴び7失点目。さらに続投した6回にも3点を失い計10失点となった。背番号「18」は4点ビハインドの7回もマウンドに上がり、先頭の5番雄平を空振り三振に仕留めたところで2番手・加賀と交代。

 マウンドを降りる際は内野陣だけでなく、左翼・筒香、中堅・桑原、右翼・梶谷もマウンドに集まり、涙で番長の降板を見届けた。

 三浦は9月20日に横浜市内で記者会見を行い、今シーズン限りでの現役引退を発表。プロ2年目の1993年から昨年まで23年連続で一軍勝利を挙げ続けており、この試合で勝利投手になれば、現在23年で並ぶ工藤公康、山本昌を抜き、プロ野球新記録となる24年連続勝利になる登板だった。

このニュースに関するつぶやき

  • 甲子園で2点で済んだのは単純に阪神の若手選手が二軍レベルだったんだな、と思わされる内容ですな。ヤクルト打線が手を抜かないのもヤクルトなりの三浦への敬意なんだろうね
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