ヤクルトCSファイナル突破! 高津監督「すごく良い戦い方ができた」

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2021年11月12日 23:12  ベースボールキング

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ベースボールキング

日本シリーズ進出を決め、場内一周するヤクルトナイン
◆ 6年ぶり8度目の日本シリーズへ

 「必ず日本一になります」。

 本拠地の神宮球場で5度宙に舞った。ヤクルトが巨人を下し、CSファイナルステージを突破。日本シリーズ出場を決めた。

 高津臣吾監督は「ぜひ神宮で胴上げしてもらいたかった。念願叶いました」と、歓喜の胴上げを振り返った。

 試合後の共同会見では「短期決戦ですごく難しい戦いだったんですけど、本当に自分の力を、チームの力を十分に発揮してくれて、すごく良い戦い方ができたと思っています」と話した。

 「しっかり皆んな自信を持ってやる気を持って戦う姿というのは、それを見てるだけで勝てると思いました」と、戦う度に成長していった選手たちが誇らしかった。

 そして、20日から始まる日本シリーズへ向けて、日本一になれるチャンスを「しっかりつかみたい」と、誓った指揮官。次は20年ぶりの栄光をチーム一丸でつかみに行く。


▼ 高津監督の優勝監督インタビュー

−−おめでとうございます
「ありがとうございます」

−−神宮で5回宙に舞った今の気持ちは?
「前回リーグ優勝した時は横浜スタジアムだったんで、ぜひ神宮で胴上げしてもらいたいなと、念願かないました」

−−日本シリーズ進出が決まった今の気持ちは
「すごく難しい戦いでしたが、選手の強さ、成長を感じて、やはりこうやって勝つことができて、たくさん集まっていただいたファンの皆さんの前で決めれてすごい幸せな気分です」

−−序盤にアクシデントがあった中で、青木選手が決めた
「(先発した原)樹理のアクシデントはすごく大きかったが、そのあと投げた金久保であり、リリーフであり、そして最後にノリ(青木)がおいしいところを持っていきましたけど、川端の四球だったり、色々つないでつないでという野球ができたのが、きょうのゲームだったと思います」

−−短期決戦を振り返ると、最初の奥川のピッチングが大きかった
「もちろん期待して送り込んだんですけど、あそこまでやってくれるとは正直思っていなくて、ただ初戦でああいうピッチングをしてくれたことで、投打ともに勢いがついたと思っています」

−−3試合で2失点。キャッチャーの中村を含めて素晴らしい投手陣を作った
「中村のことも褒めておかないといけないですね(笑)。ピッチャーはもちろんですけど、そこをしっかりリードした、我慢強い中村も非常に大きく成長したと思います」

−−2001年に高津監督が胴上げ投手になって以来、20年ぶりの日本一に向けて気持ちは?
「日本一になる挑戦権を得たわけですから、必ず日本一になります」

−−ファンの皆さんは“絶対大丈夫”と信じて選手の背中を押しています。ファイナルステージ突破の報告と日本シリーズに向けた意気込みを全国のファンに向けて
「“絶対大丈夫”を心に秘めて、ここに集まっている神宮の皆さん、そして日本全国のスワローズファンの皆さんのためにも全力で戦いたいと思います。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」




取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

このニュースに関するつぶやき

  • 本当に言葉の使い方が上手い…さすが高津臣吾。嶋田哲也、サブチーフなのに終盤もあまり出ず、とうとうCSは出場無し。高津が徹底的に怠慢をついた成果だ。白井と交代で平審判に降格だ
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