これについて旦那は「もう少しの辛抱だから……」と言って真剣に取り合ってくれません。
私はもうオブラートに包まず、ハッキリ言おうと決めました。街でクリスマスの雰囲気が賑わいはじめだしたころ、ここは先手と義母に電話しました。
私:「あ、お義母さん。今年のクリスマスに智樹とケーキ作りをしたいと考えているので、もしケーキを用意しようと考えていたなら結構です」
今回のことで義母と縁を切るようなことも考えていません。たまになら義実家でケーキを囲んでもいいと思っています。義母に「良かれと思ってしたことを!」という気持ちがあるのは百も承知です。でも相手のことを考えずに強要するのは、好意に見せかけたただのエゴなのではないでしょうか? 誰かがムリをしたり、我慢したりすることで成り立つ関係なんて不健全だし、そんな関係はきっといつか壊れてしまうはず。無理なく対等な関係が一番。これからも家族で過ごしたいと思ったときには無理をせず、自分の気持ちに正直に、ほどよい距離を保ちながら付き合っていけたらと思っています。
後編へ続く。
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