娘と同じクラスの女子の保護者が、かつての同級生だったのです! 学生時代の彼女は地味なルックスで、性格も暗く、クラスのみんなからからかわれたり無視されていました。だけど今は上品な服をまとい、バッグやパンプスも高そうなものを身に着けています。見るからにセレブのオーラ……その激変ぶりにびっくりしました。気付かないはずです。
(あの子、昔はあんなに地味だったのに……人ってこんなに変わるんだ)
いつも胸の奥に押し込めて、気付かないふりをしていた“悔しさ”が急に押し寄せてきます。
比較すればするほど落ち込んでしまうのでした。
【第3話】へ続く。
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