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前回からの続き。僕はタクト。この春から高校に進学しました。残念ながら目指した高校には進学できませんでしたが、新しい環境で努力しようと思っていました。しかし、ある日突然学校に行けなくなってしまいます。家族にも心配をかけてしまっている自覚はあるのですが、どうしても学校に足を運ぶことができないのです。父さんに叱られてからは、なんとか頑張って駅までは行ったのですが……。
![公立高1の息子が不登校5_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1688530382-b3909a19ca273c79b40942adf2b8a6bf-1200x1800.png)
![公立高1の息子が不登校5_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1688530387-abb1366d5fdf1eacdb6ab53b215b1357-1200x1800.png)
学校に行けなくなってしまった僕は、ある日、学校とは反対方向の電車に乗りました。向かったのは、第一志望だった高校。今更こんなことを考えても仕方がないことはわかっています。だけど……。
ただただ校舎を見上げていると、後をつけてきたであろう母さんが僕に声を掛けてきました。おどろくと同時に、もう家族に内緒で時間を潰していることを隠さなくてもいいという安堵の気持ちにもなりました。
【第6話】へ続く。
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